キミが遺した、最期の唄［黄］*

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病院 ってワードに激しく動揺してる俺。



いやいや、病院ぐらい行くでしょ、


体調悪いんだったら。





でも、まっすーが病院行くことって滅多にない。


そんな調子悪かったのかな...





って、1年も前のこと心配してどうする。





とにかく次だよ、次。


早く手がかりを見つけなきゃいけないんだから。





〆.


病院行ったら3時間も待たされたのに、
風邪って言われた。


相変わらず手足が変。


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〆.


息苦しくて毎日眠れない。


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〆.


やっと熱が下がったのに、
手足がだるいまま。なんで？


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もう、これは日記じゃない。


そう思った。





毎日綴られていく文章は、


ただただまっすーの


身体の異変が記されてるだけ。





こんなに悩んでたの？


あんなに笑ってたのに？





気づかなかった俺も、


気づかせなかったまっすーも、


怖いと思った。






でも、


間違いなく失踪に関係してるなって、


さすがの俺でも分かる。






何を隠して、何を抱えて、


どこに行ったの？






〆.


明日は休みだから大きい病院行く。


そろそろ、手越にバレる。


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