p.39 : 見上げた空は ページ40
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「て......ごし...... それ...... 取って......」
まっすーがゆっくりと
指をさした先にあったのは、あの日記帳。
なんだか久しぶりに見たなあ。
「はい、これ」
車椅子に乗ったまっすーに
その日記帳を渡すと大事そうに抱えた。
ブランケットをかけて、
苦戦しながらコートも着せてあげた。
「寒くない?」
「うん」
「じゃあ、行こっか」
車椅子を押して、向かった屋上。
見上げるとそこは、満天の星空だった。
あの日のことを思い出して
不意に涙がこぼれそうになるのを
必死に抑えて、俺はベンチに座る。
横で車椅子に座ったままのまっすーは、
ただ静かに星空を見つめていた。
「綺麗だね......」
なんだろう、この気持ち。
このまま2人で
ずーっとここにいたいと思った。
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未来(プロフ) - なんか主様結構自分の作品に酷評してるようですが、私としてはめちゃめちゃ最高の作品でした.....謙遜しすぎですよってくらいに(笑)ありがとうございました!! (2020年5月19日 15時) (レス) id: 8bbaf315cc (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - 桜 苺さん» そこまで言ってもらえるのはすごく自信になります...... 辛いお話、読んでくださってありがとうございました(;o;) (2019年10月27日 12時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
桜 苺(プロフ) - この小説読んで泣いてしまいました。私重い話とか苦手で読まないんですけど 読んでいたら止まらなくて最後まで読んでしまいました。すごく切なくて温かくて余韻がすごいです。やはり感情移入して悲しくなってしまい読まなきゃよかったと後悔(いい意味で)しました。笑 (2019年10月27日 9時) (レス) id: 29128be202 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - pekoさん» はじめまして。読んでいただきありがとうございます(;o;) 伝わってとても嬉しいです...... (2019年10月26日 0時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
peko(プロフ) - めっちゃ泣きました( ;∀;)お互いをとても大事に思う二人の描写が素敵でした。 (2019年10月26日 0時) (レス) id: 67ffa6edda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーぽん | 作成日時:2019年10月13日 12時