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緑「かっちゃん！！！」
爆「ああ？」
かっちゃんは声の矛先を睨んで言う。
出久は少し考えるようにうつむいてから口を開いた。
緑「これだけは、君には言わなきゃいけないと思って…！」
緑「人から授かった“個性”なんだ。」
出久は、そう、はっきり言った。
盗み聞きをしているようで心が痛むけど…
多分、他の人には言えないような秘密。
緑「誰からかは絶対に言えない！言わない…でも、コミックみたいな話だけど本当で…！」
爆「……！？」
緑「おまけにまだろくに扱えもしなくて………。全然モノに出来てない状態の“借り物”で……！
だから…使わず君に勝とうとした！けど結局勝てなくて、ソレに頼った！
僕はまだまだで…！！だから＿＿＿」
出久が一時打ち明ける度にかっちゃんの機嫌も比例して悪くなる。
そして最後、出久は言った。
緑「いつかちゃんと自分のモノにして、“僕の力”で君を超えるよ。」
その一言を聞いて、正直に思ったことが無意識に口から出てきた。
『かっこいいじゃんね…。』
かっちゃんは、機嫌が悪くなるという訳ではなく、‘何言ってんだ’って顔をしてる。
少しの沈黙を挟んだ後、先に口を開いたのはかっちゃんだった。
爆「何だそりゃ…？借りモノ…？わけわかんねぇ事言って…。これ以上コケにしてどうするつもりだ。……なあ！？
だからなんだ！？今日…俺はてめェに負けた！！！そんだけだろうが！そんだけ……。」
今までの感情が爆発したように溢れ出てくるように、かっちゃんの言葉は止まらなかった。
爆「氷の奴見てっ！敵わねえんじゃって思っちまった…！！クソ！！！
ポニーテールの奴の言うことに納得しちまった…。クソが！！！クッソ！！！
Aも…アイツも俺の知らねえ間に強くなってやがった…！成長してっ！！クソッ！！！
なあ！！てめェもだ…！デク！！
こっからだ！！俺は…！！こっから…！！いいか！？俺はここで一番になってやる！！！」
私と出久の目には、夕日に照らされながら涙が溢れているかっちゃんの姿が写った。
爆「俺に勝つなんて、二度とねえからな！！クソが！！」
そう……涙を拭い、帰って行った。
その直後、
ﾋｭﾝ!
と、何かが後ろの方で通っていった。
『…！！？』
その正体はスグに分かった。
オ「爆 豪 少年！！」
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霊夢(プロフ) - 面白いです！！この続きが気になりますねｗｗｗ！更新頑張ってください！！ (2019年6月2日 1時) (
レス) id: 28399f0f04 (このIDを非表示/違反報告)
夜神(プロフ) - だいきんぐさん» ちょっwwバレたんかいwwww (2018年11月10日 14時) (レス) id: a055069e88 (このIDを非表示/違反報告)
だいきんぐ - バキュラでぇす笑更新停止やん、早くよかけよ笑 (2018年11月9日 18時) (レス) id: 52ce347323 (このIDを非表示/違反報告)
夜神(プロフ) - バキュラさん» とろろきくん作ろうかな（笑）私の手には負えなさそう（笑） (2018年5月16日 20時) (レス) id: a055069e88 (このIDを非表示/違反報告)
バキュラ - 轟くんと私の恋愛小説作ってよ笑 (2018年5月16日 19時) (レス) id: 2dae4e24b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜神 | 作成日時：2017年7月16日 12時
