【ヒロアカ】2個の個性を持つ少女と爆発系少年［爆豪勝己］ (ページ31)

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更衣室で自己紹介もかねて、着替えた。

まぁ、どうゆう訳かグラウンドに呼び出された。とりあえず、かっちゃんの隣に並んどく。

　

「「「「「個性把握...テストォ！？」」」」」

　

相澤先生から言われたことに驚きを隠せない私達。

そこでお茶子ちゃんが先生に聞く。

麗「入学式は！？ガイダンスは！？」

相「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。」

と、相澤先生が返す。正直、そうゆう式関係は面倒だから個人的には出たくない。

相「雄英は“自由”な校風が売り文句。そしてそれは“先生側”もまた然り。」

　

「「「「「.........？」」」」」

入学式より、生徒それぞれの“個性”を知る方が大事だと判断したってことか...。自由だな。

　

相「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈。中学の頃からやってるだろ？“個性”禁止の体力テスト。」

「国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けてる。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だよ。」

いやぁ、文部科学省に文句はダメっしょ。

　

相「爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった」

爆「67m」

いやいやいやいや。“個性”なくてもヤバイって。スゴいわ。

相「じゃあ“個性”を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ。思いっ切りな。」

爆「んじゃまぁ」

かっちゃんはステップも何も無く、その場でボールを投げた。叫びながら。

　

爆「死ねえ！！！」

..................死ね？

なんて物騒なこと言うのだ、かっちゃんは。

投げたボールを空の彼方へ飛んでった。......数秒後、落ちてきた。

　

相「まず自分の¨最大限¨を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段。」

相澤先生はそう言いながら705.2mなんていう記録を見せた。

　

『うっわ......。』

「なんだこれ！！すげー面白そう！」

「705mってマジかよ。」

「“個性”思いっきり使えるんだ！！さすがヒーロー科！！」

かっちゃんは隣に戻ってきた。

『スゴいねぇ…！かっちゃん、かっこいいよ。』

爆「ふん。」

なぁーんて、満更でも無さそうな顔をしたかっちゃん。素直になれよ。