【ヒロアカ】2個の個性を持つ少女と爆発系少年［爆豪勝己］ (ページ3)

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_______春。桜が咲くこの季節。

中学3年の私…いや、私達には大切な時期でもある。

先生「えーおまえらも三年ということで！！
本格的に将来を考えていく時期だ！！今から進路希望のプリント配るが皆！！！

だいたいヒーロー科志望だよね」

「「「ハーーーーーーーイ」」」

…この世界の総人口の約八割が何らかの“特異体質”を持っている。これを“個性”と呼ぶ。

そんな超人社会となった現在では、ヒーローという職業が脚光を浴びている。

とか、言う私もその1人。ヒーロー科志望である。

爆豪「せんせえーーーー“皆”とか一緒くたにすんなよ！

俺はこんな“没個性”共と仲良く底辺なんざ行かねーーよ」

「「そりゃねーだろカツキ！！！」」

爆豪「モブがモブらしくうっせーー！！！｣

『いや～かっちゃん、私も没個性だっていうのかね』

爆豪「いや。オメェはちげーだろ」

「「なんだよ！水風ー！」」

『モブがモブらしくうっせー』

先生「あー確か2人は…“雄英高”志望だったな」

「国立の！？今年偏差値79だぞ！！？」

「倍率も毎度やべーんだろ！？」

あー…はいはい。うるせーうるせー。私は寝るぞ

爆豪「こらデク！！！」

Booom!!

『…ふぁ～～あ

ん？』

爆豪「“没個性”どころか“無個性”のてめェがあ～何で俺と同じ土俵に立てるんだ！！？」

緑谷「待っ…違う。待ってかっちゃん。別に張り合おうとかそんなの全然！本当だよ

ただ…小さい頃からの目標なんだ…それにその…

やってみないとわかんないし…」

『出久…』

爆豪「なァにがやってみないとだ！！！記念受験か！！」

緑谷「ひっ」

爆豪「てめェが何をやれるんだ！？」

…イライラする。

かっちゃんめ。コノヤロー。