天然 138 ページ46
万次郎「真一郎がタイムリーパーを殺したことで生まれた"呪い"。
それがオレの"黒い衝動"の正体……
それは周りにも影響を与える、あの時の一虎もそうだった。
オレの背負った業、この"黒い衝動"はオレを蝕む。
どんどんどんどん強くなって、もう抑えきれそうにない。
だから仲間を突き放した、離れるしかなかったんだ……」
「今にも、暴れだしそうだから。」
苦しそうにして胸元を抑えていた万次郎、分かってはいた事だけどあの優しい万次郎が私たちを傷付ける為に距離を置くはずがない。
「もう抑えなくていいですよ。」
武道には何か作戦でもあるんだろうか、
花垣「二代目東京卍會は君を救うために結成した。」
あ、そうだったんだ。
花垣「だから黒い衝動を思いっきり解放してください
未来が見えるオレだから出来ることがある。
………いやっ、オレにしかできねえ！！！」
「黒い衝動をぶっつぶす！！！」
万次郎へと拳を突き立て、改めて宣戦布告をした武道。
私も、
『立たなきゃ、』
重たい脚に鞭を打った
ひとつでも、大切な欠片を取りこぼさないように。
ｷﾞｭ
『真くん、どうか力を貸して。』
ネックレスを外して左手の薬指にリングをはめた。
『春千夜くん、泣いてるの。』
花垣「解き放てよ、マイキーくん。」
マイキー「どうなっても知らねえぞ」
祈るようにして、指輪にキスをした。
なんだか戦隊モノの変身をしているような気分だけど、今の私はこれが一番効く。
東卍の特服を着てはいるけど、念の為に持ってきた使い慣れた私のお守りがあることを確認して踏み出す。
「あはっ」
黒い衝動を全て解放した万次郎はもう殺すまで止まらないだろう。
春千夜くんの刀を手に取り武道に向かう
『どうしたら……
日本刀を持った万次郎相手に素手は捨て身でしかない。』
「くあっ！！！」
策を考えていたら武道の呻き声が聞こえてきた。
「花垣っ！！！」
三途「もう、わかったろ！？呪いは消せねえ！！
マイキーと黒い衝動は切り離せねえ、二人で一つなんだっ！
オレはそんなマイキーに心酔して付いてきたんだ、バカヤロー！！！
呪いにのまれて真一郎君は死んだ、バジもエマも、ドラケンも！！！」
成す術なんてない、そうやって武道を説得している。
でも今更武道が諦めることなんて、無かった。
ｻﾞﾝ
「オレは負けねえぞ、万次郎。」
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ただのオタク☆(プロフ) - あぁぁぁぁぁ！！！！！！待ってましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！！！！ありがとうございますぅぅ！！！！マジおもろい！神！ ﾊｯ!(・Д・) すいません取り乱しました…次も楽しみにしてます！ (2022年12月21日 8時) (
レス) @page43 id: f4bc07de09 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 続き待ってます、 (2022年10月10日 1時) (レス) @page42 id: db16ca0257 (このIDを非表示/違反報告)
421(プロフ) - かしこまりました!(*^^*) (2022年9月8日 16時) (レス) @page42 id: 3223c8ebaf (このIDを非表示/違反報告)
フナ - 神は存在したんですね。続まってます！！ (2022年9月6日 5時) (レス) @page41 id: 61050e8604 (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - 早く記憶戻って欲しいまじで (2022年8月2日 0時) (レス) @page41 id: ac6daa7edc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2022年3月20日 8時
