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『日向、久しぶりーーーっ!!』
日向「わ、A!!!久しぶり!!!」
『いつぶり?結婚式ぶり??』
日向「そうだね、そのぐらいになるかも」
高校生の時に戻ったような気持ちで、久しぶりに2人きりで会うことが出来た。
最近の話題と言ったら、私たちの結婚生活だとか日向と武道の話とか。
『うーん、あのね、実はね……』
日向「……え!!!」
『ま、まだ誰にも内緒にしててね』
女子同士でしか出来ない話、日向だから言えるんだこれは。
それにこれは、敦とはまだ出来ない話。
『あと、何ヶ月かしたらきっと分かるから、またちゃんとその時に言うね!』
日向「うん!ヒナ、楽しみにして待ってる!」
『へへ、ありがと!あ、見てこれ美味しそうじゃない?!』
日向「ほんとだ。何入ってるの?これベリー系?」
『ぽいね、ほんのり酸味を感じる』
頼んだ料理はとても美味しそうで、運ばれてきたプレートを見ながら写真を撮る。
日向「ヒナのワッフルも美味しそう」
『だね、これは……?え、サラダ系?』
日向「実は、今ダイエット中なの!!!」
これ秘密だからね!?なんて特に誰に言う訳でもないのに。可愛いね、相変わらず。
日向「最近全然動かなくて、でも美味しいものはたくさん食べちゃうから……
だから食生活の改善から……!ね!?」
『あたしもそういうの選べば良かったかなぁ……失敗かも。』
日向「ちょっとそれ喧嘩売ってるの!?」
なんて、何年も前にもしたようなやり取りをして、2人して笑い合った。
日向「そういえば、A聞いてるかな。
今日タケミチくん達、東卍のみんなでお酒飲むって言ってたよ」
『そーなの?敦からは聞いてないな』
日向「だから今日は女子会しようね!」
『んー、でも敦心配だなぁ……』
敦のことだ、東卍飲みのときはハメを外すに決まってる。
そのことを日向に伝えると、ヒナたちも行っちゃう?なんて嬉しそうに言うのだ。
『じゃあ、途中からお迎え行こっか!日向場所は聞いてる?』
日向「んーん、何にも!」
『じゃあ千冬に聞いてみようか』
大体の事情を説明するのと一緒に千冬に連絡を入れると、直ぐに返信が来た。
『うわ、ちょっと遠いな。
車で武道もまとめて回収しちゃうかぁ〜。日向それでもいい?』
日向「A運転してくれるの?嬉しいな〜!」
いつも日向が運転なんだっけ、確か。
家の近くまで一緒に歩いて、そのまま車で彼らが飲んでいるというお店の近くまで向かった。
私たち2人はそのお店には入らずに、近くのちょびっといいお店で腹を満たしていい時間になるのを待っていた。
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晴(プロフ) - ぼほほさん» たくさんのコメントありがとうございます〜!!あっくんはきっと一途で真っ直ぐな男の子なのでこんな結末になってごめんの気持ちですがそう言って貰えて嬉しいです!!!!ありがとうございます!!!!!!! (11月15日 22時) (レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ぼほほ(プロフ) - (続きです)文章の間隔とかが私的に読みやすい間隔でぐんぐん読めました!これからも頑張ってください! (11月15日 15時) (レス) id: 8104d71460 (このIDを非表示/違反報告)
ぼほほ(プロフ) - はじめまして!今まで陰ながら応援していました。『実らない恋』お疲れ様です。最高でした…。敦くんとの夢小説は初めて読みましたが、ハマってしまいました………HALさんの一途な敦くん完全に惚れました😭(長くて入らないので次行きます) (11月15日 15時) (レス) @page49 id: 8104d71460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HAL | 作成日時:2023年10月17日 4時