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電話を掛けてからそんなに時間も経たない頃、家のチャイムが鳴る。
もうすぐ日付の変わる時間だと言うのに、彼は嫌な顔ひとつせずに私を訪ねてくる。
『ほんとに、来てくれた。』
「姫が呼んでンだから、そりゃ来るだろ」
『今日はひとり？』
「そ。あ、エクレア好き？」
甘そうなの見付けて買ってきた、と持っていたコンビニの袋を漁り中から取り出した。
『すき、ありがと。』
「あ、Aチャンまた泣いただろ、目赤い。」
『やっぱ、わたしじゃダメだった。』
言葉にすると急に実感が湧いてきて、ダムが決壊したように溢れる涙は留まることを知らないようだ。
「どーしてアイツがいいの？」
『だって、どうやっても、好きなんだもん……』
嫌いになろうと努力をしたことは無いし、多分理由を見つけようとしたら、キリがないと思う。
けど、そういう事をすべて含めて私は彼のことが好きだから。
ドカッとソファに腰掛け、私はそんな彼にもたれ掛かるようにして泣いている。全くおかしな関係だと思う。
『いっそのこと、修二くんのことを好きになれたらいいのに』
「お前はやさしーなぁ。」
『優しくなんかないよ。……今も、優しくない。』
「ずーっと、相手のことを悪く言わないじゃん。
なかなか難しい事だと想うぜ」
『修二くんの方が、やさしいよ。』
彼の肩に寄っかかってひたすら頭を撫でてもらってる、甘えてしまうのも、貴方が優しすぎるからだよ。
「ばはっ！俺ァ、優しくなんかねえよ」
『そんなことない、私はずっと助かってるよ。』
目も合わせないまま、ひたすらに時間が過ぎてゆくのを感じながら変な話をしていた。
エクレアを食べ終え涙も涸れてきたとき、パチリと目が合った。修二くんの吸い込まれそうな瞳に、なんだか頭がクラクラしてくる。
「水飲まなきゃ。な、持ってくるから一旦離れるぜ」
『うん』
慣れた手つきで戸棚からコップを取り出して水をくんだ。
そういえば、もう何回かはうちに招いてるもんね、そりゃ場所もわかるか。
泣き疲れたせいか、フラフラする頭で考えていた。
水を飲んだらまたさっきのように………とは、ならなかった。
「どしたの、積極的？」
『うん、そうだよ。』
驚きながらも、好奇心旺盛な眼をしている。
表情はさっきから変わらず優しくて余裕のある顔だ。
『ん、っ……』
ソファに腰掛け私を招く彼に応えるように、抱き着くような形で座り、その唇にキスを落とした。
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ゆり(プロフ) - とりあえず、半間夢にしたいならそう書かないと詐欺になって通報されちゃうので気をつけた方が良いかと…もし何か夢主に考えがあるとしても、軽くでも前置きしとかないとすぐに通報しちゃう人もいるので気をつけてくださいね。長々と偉そうに失礼致しました。 (10月25日 0時) (
レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - これのどこがあっくん夢なんですか？どう見ても半間夢なんですが…しかも夢主、ころっころチーム変えすぎて感情移入出来ないどころかイライラしてきます…前半かなり面白かっただけに今更の半間夢にショックデカい… (10月25日 0時) (レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2023年6月20日 23時
