検索窓
今日:22 hit、昨日:19 hit、合計:40,213 hit

138 ページ48

東卍壱番隊、今までありがとう兼おつかれ様という名目で開かれた夜ご飯を食べる会。

それはさっき解散したはず、なんだけど……



タクヤ「あっくんどうしたの、イライラしてるね?」

いきなりウチのインターフォンを鳴らした目の前にいるこの人は、さっき自分の好きな子を家まで送って言ったはずなのだが、どうしてこんなに機嫌が悪いんだろうか。

千堂「さっきAのこと送ったじゃん、俺。」

「うん」

千堂「家の前でちょっと話してて、そしたらさ!!」

「ちょっと落ち着きなよ、」

千堂「これが落ち着いてられるかよ!Aの家ン中から半間が出てきたんだぜ!?」

どんどんヒートアップしていく様子、でも状況を考えたらこうなるのも頷ける。

「それは驚きなんだけど、だからと言ってどうしてウチに来たの?」

千堂「……近いから、Aの家。」

「うーん、確かに。」


もう、本当にあっくんだけじゃないけど俺の周りの人は大事な人のことになると周りが見えなくなっちゃうんだよな。

「でも、どうしてAの家に近い家に来たの?
半間とA、別に仲悪い訳じゃないんでしょ?」

千堂「違ぇんだよ、そういう訳じゃないから問題で…」

「え、何。何かあるの?」


ただならぬ、というかこんなに頭抱えてるあっくんなんて初めてだからこっちも戸惑う。


千堂「今日さぁ、俺Aのヘアセットしてたの。」

「あ、確かにA言ってたね。」

千堂「それセットしてる時に、首筋にキスマついてて…」

「……なるほど」

千堂「それだけなら、まだ良かったんだけどさ。」


これ以上聞くのはちょっと向こうに申し訳ないけど、気になるから聞いてもいいよな。幼なじみだし。気になるし。

「なに、まだなんかあった?」

千堂「ここ、痛々しい歯型、あった。」

自分の右肩のあたりを指さして顔を顰めながら言う、そんな顔するんなら言わなきゃいいのにって言葉は封じ込めた。


「歯型……」

千堂「アイツ、否定しねえの。」

「何を?」

千堂「半間とやることやってることとか、全部。」

「え、そーなの。」

それには俺もビックリ、確かにそういうことすると女性は雰囲気変わるっていうよな〜と頭の隅で考えながらあっくんの話を聞いていた。全く可哀想なヤツだ。


千堂「……別に半間と付き合ってるわけじゃないって、言ってたけどさ。

その相手が俺だったらって思うのは流石にちょっとキモイ?」

「……どーだろうね。」


確かに、あっくんのその気持ちは分かる。

けど、相手がちょっと悪いだろ。

139→←137



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (100 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
324人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆり(プロフ) - とりあえず、半間夢にしたいならそう書かないと詐欺になって通報されちゃうので気をつけた方が良いかと…もし何か夢主に考えがあるとしても、軽くでも前置きしとかないとすぐに通報しちゃう人もいるので気をつけてくださいね。長々と偉そうに失礼致しました。 (10月25日 0時) (レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - これのどこがあっくん夢なんですか?どう見ても半間夢なんですが…しかも夢主、ころっころチーム変えすぎて感情移入出来ないどころかイライラしてきます…前半かなり面白かっただけに今更の半間夢にショックデカい… (10月25日 0時) (レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:HAL | 作成日時:2023年6月20日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。