136 ページ46
松野「へぇ、イヌピーくんはドラケンくんとバイク屋やるんスね」
すっかり輪に馴染んでしまった乾さん。
私は貴方が思い切り人殴ってたこと忘れませんよ
乾「あぁ、そうだ。
バイク壊れたら安く見積もってやるぜ」
『あ、タダじゃないんだ』
タクヤ「そりゃそうだよ店だもん」
『うーん、そっかあ』
乾「あ、そういえばお前確か名前三輪Aだったよな」
『はい、』
乾「大寿が本気で引き抜きてえって言ってたぞ」
『……と、いうと？』
私の言葉にテーブルにいる皆が耳を傾ける。
未だに私と柴大寿の関係良好だってことを、みんな信じてくれないんだ。
乾「いや、なんか起業した時に欲しい人材って言ってた。」
『起業かぁ、すご
ていうか、どうして乾くんがそれ私に言うんですか？』
まあそう言っても、柴大寿とは最近会ってないけどね
乾「大寿は最近真面目になんか頑張ってるみてえだし、早めに予約しとかねえとなって言ってたらしいから」
山岸「Aって、本当猛獣使いだよな。」
マコト「分かるぜ」
『え、ちょ！どういう事よ！』
山岸「まず無敵のマイキーだよ！
手なずけてドラケンと一緒に喧嘩賭博止めに来たと思ったら次は柴大寿に気に入られてんの。
猛獣使い以外になんて表せば良いんだよ」
『うーん、最近物怖じしないのかもって気付いたからそれかな？』
マコト「そういう次元じゃねえよ…」
みんな思い思いのツッコミを入れてくる。
松野「まーでもさ、こうして飯食えてよかったわ。
もう俺ら週開けたら中3だもんな」
『受験生だねぇ』
乾「あ、そっか。お前らまだ中3なのか」
『乾くん何歳ですか？』
花垣「イヌピーくんは俺たちの2個上だよ」
『あ……あ、柴大寿と同い年』
何も考えずに修二くんの名前を出しそうになってしまった。危ない危ない、彼の名前は結構ここでは禁句になってるもんね。
千堂「A、あんまり動きすぎると見える。」
こっそりと耳打ちして教えてくれる。何が見えるかと言うと、そう。お気づきの方もいるでしょう。歯型です。
せっかく貰ったワンピース、直ぐに着たくてバレッタもあったからそれに合うようにしたけど頭を振り回すと髪の毛がズレて肌が見え、歯型も見えてしまうんだ。
どうして今日なんだろうね、本当に。
千堂「……パーカー貸すか？」
『……あっくん寒くないなら』
千堂「いや、俺はいいよ。この下も温かくしてるし。」
『じゃあ借りる。……ん、あっくんのにおいするね』
上着を借りて早速着てみれば、柔軟剤の優しい香りが鼻をくすぐる。さっきまで彼が着てたって思うとなんか緊張してきちゃう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 324人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆり(プロフ) - とりあえず、半間夢にしたいならそう書かないと詐欺になって通報されちゃうので気をつけた方が良いかと…もし何か夢主に考えがあるとしても、軽くでも前置きしとかないとすぐに通報しちゃう人もいるので気をつけてくださいね。長々と偉そうに失礼致しました。 (10月25日 0時) (
レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - これのどこがあっくん夢なんですか？どう見ても半間夢なんですが…しかも夢主、ころっころチーム変えすぎて感情移入出来ないどころかイライラしてきます…前半かなり面白かっただけに今更の半間夢にショックデカい… (10月25日 0時) (レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HAL | 作成日時：2023年6月20日 23時
