125 ページ35
『で、柴大寿はマイキーくんに負けて黒龍は晴れて東卍の壱番隊に吸収されるって話を聞いた。
その後、柴大寿との関係はまあ良好なんだけど、今その話はどうでもいっか。』
『こんな人いるとこで話すのもどうかと思うけど、まあいっか。聞いてきたのそっちだし。』
『クリスマス前、武道が私に相談事を持ってきた。
それで私は、それに答えた。』
彼女を守るために日向と別れること、そして納得のいく理由を説明しろと言われたら私の名前を出しても良いと言ったこと、大まかに説明した。
花垣「あのときは、ごめん。」
『そのことはもうどうでもいいかな。
話を戻すんだけど、それから、私も同じ日に振られたの。好きな人に。』
私の好きな人をおそらく知ってる千冬、あっくん、タクヤは口を開けて驚いてた。
何か言葉を当てはめるとしたら「告白してたの!?」ってのがピッタリかも。
『まあ、詳しいことは置いといて。
外でね、ひとりでぼーっとしてたの、夜に。
そん時に、修二くんと稀咲くんがいてね、慰めてくれた。ほとんど修二くんなんだけど、』
私が振られた、というのがよほど衝撃的だったのか、みんなポカンとしている。
私はそれに気付かぬ振りをして、話を次々に進めた。
『それから、修二くんと頻繁に会うようになった。
で、その流れで稀咲くんに手を組まないかって持ちかけられて、私は乗ったの。もう何かに縋らないと真っ直ぐ生きるのは辛かったから。』
日向「だからって、エマちゃんのこと……!!!」
『まだ話続くんだよね、文句言う前に最後まで聞いてくれる。』
自分でも驚くぐらいに冷たい声が出た。
だって、なんか嫌になってきたんだもん、日向はずっと守られて綺麗だから。
それにほら、もう"キライ"になったんだし。
『稀咲くんと手を組むと言っても、私が言われたのは本当に1部のこと。
いきなり2人と行動を共にすると怪しまれるから周りに悟られないように普段通りにしろ、ってことと東卍の集会に自分たちは出られないから、代わりに天竺側が有利になりそうな情報があったら教えて欲しいってことの2つだけ。』
松野「……お前だからあんなに集会出たがってたのか」
『まあ、それはしょうがない。私は稀咲くんと、特に修二くんに助けて貰ってるの。肉体的にも精神的にも、私は彼らに何回も救われてる。
で、また話が戻るよ。昨日ね、私は天竺のメンバーとして埠頭で東卍を待ってた。
修二くんと稀咲くんは大きな仕事をしてるから、後からくると聞いた。
2人が何やってたかなんて、私なんかには知らされなかった。』
324人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆり(プロフ) - とりあえず、半間夢にしたいならそう書かないと詐欺になって通報されちゃうので気をつけた方が良いかと…もし何か夢主に考えがあるとしても、軽くでも前置きしとかないとすぐに通報しちゃう人もいるので気をつけてくださいね。長々と偉そうに失礼致しました。 (10月25日 0時) (レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - これのどこがあっくん夢なんですか?どう見ても半間夢なんですが…しかも夢主、ころっころチーム変えすぎて感情移入出来ないどころかイライラしてきます…前半かなり面白かっただけに今更の半間夢にショックデカい… (10月25日 0時) (レス) id: c94ec56f23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:HAL | 作成日時:2023年6月20日 23時