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『父さんっ！！！！みて！ある！！！』
父からとある話を貰ってから数週間、私は受験していた資格の合否を見ていた。
「それならこの前来てた話にも良い返事が出来るな」
『うん。あ、そうだちなみに、顔合わせとかは無いの？』
「そうだな、まだ聞いていないが返事をしてから細かいことが決まってくるだろう。」
『分かった、ありがとう。』
自室に戻って、携帯の連絡帳を開いた。
そこから目当ての連絡先に電話をかける、その相手はワンコールで電話に出てくれた。
『もしもーし、アヤコ？』
「はぁい、どしたの？」
『あのね、私来シーズンから日本のチームで働けることになったの…！』
「あら……え、あ、うそ！そうなのっ！？！どこ！！！」
私の言ったことを再確認するみたいに、彼女はあたふたし始めた。電話越しにも伝わるその様子に笑っていたら少しだけ怒られてしまう。
『あー、その、仙道くんがいるとこ！』
彩子「……ってことは、横浜のほうのチームよね？」
『そう！』
彩子「ちょっと、そこ桜木花道もいるじゃない！！」
『へ、そなの？』
彩子「今調べてるだけど、ちょうどアンタと同じタイミングでチームから声がかかったみたいね。
賑やかにチームになるわね、これは。」
『ホントだねぇ……』
彩子「じゃ、Aの顔も見れるわけだし来シーズンからは試合も見に行こうかしらね。」
『あ、ちなみにまだ彩子とお父さんしか知らないからよろしく』
彩子「待ちなさい、ヨロシクって何」
『仙道くんには言うけど他にはドッキリみたいな感じでいいかな、って！』
彩子「あー、そう、そういう感じなのね。分かった。」
『へへ、ありがとね〜じゃあまた！』
ﾋﾟ､電話を切ってからまた次、次と報告しようと思った人に電話をかけた。
『もしもし仙道くん？実は私ね、来シーズンから仙道くんと同じチームになりました！』
仙道「え、待ってどういうこと、話が見えない」
『コーチ兼トレーナーとして、来シーズンから配属になります！
なんかね、代表チームに帯同してたスタッフが私のことを気に入ってくれたみたいでさ、父さんに話が来てたの。』
仙道「へぇ、なら越野にも伝えなきゃ」
『え、なんで越野？』
仙道「アイツもね、来シーズンから俺と同じチームでトレーナーの研修するって言ってたから」
『おお！ってことは一緒のチームか！』
仙道「そうなるね」
『じゃあ次は越野に電話かな〜』
なんて、久しぶりにまた気が抜ける時間だった。
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シルビア★姉貴 - 同じく第2シリーズの64話【小暮】ではなくて【木暮】です。 (3時間前) (
レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 初コメ失礼します。第2シリーズ51話は【高宮】になってますけど…【高砂】です。ちなみに…【高宮】は桜木軍団のぽっちゃりパンチパーマグラサンです(笑) (3時間前) (レス) @page20 id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2023年6月2日 21時
