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手の付けられなくなる酔っぱらいが多発したことで同窓会はお開きとなった。
『いやぁ、晴子ちゃんと木暮先輩いてくれて良かったね。
赤木先輩があんなに暴走すると思わなかったよ』
彩子「そうねぇ、いつもならもう少し落ち着いてるはずなのだけど。」
アンタに会えたのがよほど嬉しかったのね、と茶化しているのか本気なのか分からないけど、そんなことをいう。
『うーん、そうだったら嬉しいけど…』
「おい、俺といんのに赤木の話かよ」
『三井さんと違って久しぶりにお会いしましたし、いいじゃないですか別に。』
私の肩を借りないと真っ直ぐ歩けないほどに酔っ払った三井さん。いっちょ前にヤキモチなんか妬いちゃって。
彩子「……大変ねぇ、アンタ。」
リョータは実家に帰らないと、と言って一足先に私たちと解散した。終電もないし、彩子は家が近いから帰れるらしいけど三井さんを家に連れて帰る訳にも行かないし…ってことで今は公園のベンチで談笑している。
あー、どうか職質されませんように。
『あ、さっきのお店の近くにホテルあるっぽい。
今日はそこで一晩かな〜』
三井「ホテルかぁ、金は出すぞ」
『当たり前でしょ！』
彩子「えー、Aの家連れてくよりはいいと思うけど、三井さん変なことしないでくださいよ？」
『んー、大丈夫でしょ、多分寝ちゃうだろうし。』
彩子「じゃあ途中まで着いてくわ、ウチの方向もそっちだし。」
『三井さんお金出してくれるって言うから、いちばん高そーなとこ選んじゃおっかな！』
彩子「よしよし、選んじゃえ！」
久しぶりに学生時代に戻ったようなキャピキャピ感というか、楽しいあの頃を思い出せたのが本当に嬉しかった。
なんか、ただの女の子っていう雰囲気を味わえてさ。
彩子「じゃ、気をつけてね！」
『ん、ありがとう。彩子、次はサシ飲みね！』
彩子「そうね、話したいことも沢山積もってるし。」
同窓会をしたお店の近くで彩子と解散した。
そして、三井さんに肩を貸して地図のアプリを見ながら空室のあるというホテルを目指す。
『うーん、ここのはず？』
ハワイアンな外装に、少し落ち着いた雰囲気の料金表が書かれた看板。名前もそうだし、ここで合っているはず。
『三井さん、起きて、着いたよ』
三井「んー、おぉ。」
『お部屋、どこがいいですか？』
三井「広いとこにしよーぜ、お前も疲れたろ」
私のことを気遣ってくれているのかどうなのか、疲れた原因の8割は三井さんを背負ったことなんだけどね。
そんな言葉は飲み込んで、空いている中でいちばん広そうな部屋を選んだ。
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シルビア★姉貴 - 晴さん» 💦💦（わざとじゃない事だけは分かって下さい…😣😣😖😖） (9時間前) (
レス) @page26 id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 晴さん» ごめんなさい…💦💦🙏🙏🙇🙇🥺🥺 (9時間前) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - シルビア★姉貴さん» 誤字への指摘は有難いですが、幾つも送られると困ります。直したら非表示にさせて頂きます (9時間前) (レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2023年6月2日 21時
