スーパーキレーなパラボラシュート II 【SLAM DUNK】 (ページ21)

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翌日、一日の授業が終わったときのこと。

「湊、ちょっと時間あるか」

先生から呼ばれて職員室へ向かった。

『(今日のお昼は洋平くんや花道がいて楽しかったなあ。
晴子チャンももっと居ればよかったのに、花道とスグに特訓行っちゃったし…)』

今日の昼は1年生たちとご飯を食べた。

花道は確か武里戦に向けての特訓だ！とか言ってバクバク食べ物を放り込んだ後スグに晴子ちゃんと体育館へ向かっていった。

私は洋平くんとお話しながらふざけ合っている他の子達を見たりして、なんだか久しぶりに楽しかったな

『(昨日はあんな事があったけど……)』

「湊、この前親御さんから連絡が来てな
やっぱりなるべく早く終わらせて欲しいそうだ。」

『……そうですか』

「先生も粘ってみたんだけどね。
どうやら向こうでは色々話が固まっているみたいで、全教科は無理でも外国語だけなら、という話になった。」

『なるほど、？』

「そこでだ、湊は部活動もやっているし放課後にあまり時間を取りたくない。
かといって授業だけでは足りないからな、そこで土曜日にも少し時間をとって平日のどこかと土曜の週3でコマを割ろうと思ってるんだ。どうだ、これでも大丈夫そうか？」

『え、ええ。わざわざありがとうございます…』

なんだか驚いてしまった、父に言われたからとはいえここまで丁寧に考えてくれるなんて有難い。

「それじゃあ早速明日からな！

今日はこれから部活なんだろ？
ウチの受け持ちの三井が今日も何か気合い入ってたな、湊も頑張ってこいな！」

『……ありがとうございます、じゃあ失礼しました。』

廊下を歩いて荷物を取りに戻る。

どうせなら荷物も持ってきちゃえば良かった、失敗したな

『お疲れ様でーす、遅くなりました』

今日は何やらミニゲームをしているようだ。

赤木「遅かったな、A。」

『少し先生と話をしていて、大事なことだったので。』

赤木「前もって分かってたらアヤコか宮城にでも伝えておけよ」

大事をとって今日は休養しているらしい赤木先輩、叱られてしまった。

三井さんが審判でチームのバランスは割といい感じ、なのか？

安西「三井くん、お願いできますか？」

そうしてそんな安西先生の言葉を合図に、ミニゲームに三井さんが投入された。

『(どーしよ、なんか気まずい)』

それでも私の気持ちなんて他所に練習は進んで行った。