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三井「ハァ〜〜〜〜っ！！
ったく、いきなり言うからビックリしちまっただろ。」
『すみません、……』
三井「あー違う違う！！！謝れって言ってる訳じゃねえよ？！
ただその…いきなりで驚いたっつーか、湊の交友関係がどんどんわかんなくなってくなと思って。」
『バスケ関係はほとんど父の影響ですけどね』
私は私で救急箱の中身を充実させながら会話に花を咲かせていた。こういうのは嫌いじゃないもんね
三井「親父さんもバスケやってんの？」
『ええ、一応昔はそれなりに有名なプレイヤーだったみたいですよ』
三井「それって名前、聞いても良いヤツ？」
『いーですけど』
三井「教えてくれ！！」
この瞬間ってあんまり得意じゃない、もし知らなかったときにとっても気まずくて。
『湊、浩一です……』
三井さんは驚いた顔してる、ほらやっぱり。
三井「……マジ？」
『マジですけど、知ってます？湊浩一。』
三井「そりゃ当たり前だろ、つい最近まで現役の代表だったじゃねえか！！？」
『あれ、知ってたんですか、てっきり知らないもんかと……』
三井「いや、流石に知ってるぜ？
バスケにのめり込んだキッカケも湊さんだったし……」
『そうなんですか！？！！
三井さんグレてたって聞いてたからてっきりバスケットも見てないもんだと思ってましたよ』
私は茶化すつもりで言ったんだけど、三井さんは視線を私から逸らして顔を青くした。
まるで試合時間残り5分のスタミナ切れしてるときみたいな顔して、
『ちょっと三井さん？大丈夫ですか？』
三井「いや、……悪ぃ、ホント、何でもねえ。」
『もう、驚きすぎですって(笑)
私作業終わったので体育館戻りますね、三井さんはもう帰りますか？』
三井「そうだな、今日はもう帰る」
『それじゃあ、お疲れ様でした！
また明後日部活でお会いしましょうね！』
三井「あぁ、またな。」
『あ！伝言たのみましたからね！』
三井「わかった」
なんだか父の話をして盛り上がれるのは悪くない、これからまた父さんの話を色々聞こう。
『(今何してんだろ、帰ったら電話してみよ。)』
なんて事を考えながら体育館へ戻った。
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HAL(プロフ) - ネコさん» ネコさんありがとうございます…、気づいた時めちゃ声出ました、、音で覚えてちゃ行けないですね……！！！ (2023年1月28日 14時) (
レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - いつも楽しく読ませてもらっています。面白いです、藤真さんのまは、真じゃないでしょうか？間になっていますよ。更新楽しみにしています。 (2023年1月28日 11時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2023年1月21日 19時
