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そのスリーポイントシュートから、三井さんはどんどんゴールを決めていった。
それは仙道さんも見たことない顔するぐらい驚いてる。
仙道「どこにンなスタミナが…？」
『もうバテてるようにしか見えないんですけどねえ』
絶好調にも程がある！というぐらいにスパスパ3Pを決めていく三井さん。花道は5ファール目を恐れて少し動きが固いけれど、それも気にならないぐらいにみんなの動きも良くなっていた。
けれど花道が普段通りに動けないことには勝利までは遠いと感じる、そんな事をずっとぐるぐる考えていた。
アヤコ「ナイスカット、リョータ！！！」
かなり距離があるはずなのに、ハッキリと聞こえた親友の声。
視線をうつすと、藤真さんの打とうとしたスリーポイントをリョータがブロックしていたのだ。
速攻から三井サンのスリーポイント、もうそんな形が私たちの頭の中には刷り込まれている。
仙道「あの人、あんなすげぇのになんで今まで無名だったんだよ。3年だったよな？」
『あー、それは……
怪我もあるみたいなんだけどね、そっからグレてたらしいの。』
仙道「グレてた？」
『うん、詳しいことは知らないし私もクラスの子から聞いた話だからイマイチピンとは来てないし……
この前の試合で序盤から出ていなかったのもその影響だったみたいですよ。』
仙道「ふーん………」
興味はあるんだろう、いつもよりマジメな顔して考えていた。けれど、それ以上に私に何かを聞くことはなくただずうっと三井さんの方を見ていた。
ｶﾞﾝｯ !!!!
コートから離れていてもしっかりと聞こえた激しい音。
この音の正体は、流川がダンクを決めたものだった
『ナイスっ、流川！！！』
仙道「いいね」
『よし、こっからまた三井サンのスリー、リョータと流川のスピード活かした速攻で行けるっ……！！』
しかし私の思い描いたゲームメイクは叶いそうにない。
仙道「……やっぱりか。」
『やっぱりって、え……？』
仙道さんが何を言いたいのか分からず彼の顔を見ると、コートの方を指さしていた。
何かと思い指さした先を見るとそこには、小暮先輩の肩を借りて歩くのがやっとな三井先輩の姿があった。
三井先輩と小暮先輩が交代するのだ。
『わたしっ、行かなきゃ！！！』
仙道「何処へ？」
『どこって、下に！』
「ん〜、Aチャンが行っても今出来ることはないと思うけどね？」
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HAL(プロフ) - ネコさん» ネコさんありがとうございます…、気づいた時めちゃ声出ました、、音で覚えてちゃ行けないですね……！！！ (2023年1月28日 14時) (
レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - いつも楽しく読ませてもらっています。面白いです、藤真さんのまは、真じゃないでしょうか？間になっていますよ。更新楽しみにしています。 (2023年1月28日 11時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2023年1月21日 19時
