3 ページ3
流川楓、1年。
家が近いという理由で湘北高校へ入学し、そのまま流れるようにバスケットボール部に入部した。
アヤコ「どーもスイマセン遅れちゃって！！
あ、新入生入ったんすか！アタシ、マネージャーの彩子！
2年です、ヨロシク！」
そんな部活のマネージャーは中学の時からの先輩だ。
それともう1人、目当てと言ってはなんだがここにいるハズの先輩を探していた。
しかしどうにも、姿が見つからない。
初部活が終わったあとに同じくマネージャーであるはずの先輩について、聞いてみた。
「あの、」
彩子「おー、流川。どーした？」
「Aさん、いないンすか。」
彼女の名前を出すと、彩子さんをはじめに先輩たちの表情がくもった。
彩子「ちょっと色々あってね、あの子ここ何ヶ月か学校来てないのよ。
悪いけど、あんまり深く詮索しないでやって」
流川「.....そスカ。」
また中学の時のように色々教えて貰えると思っていたから、かなり残念だ。
詮索するなと言われても俺は知らん、今日の帰りにでも電話をしてみよう。そうだ、家だって知ってる、行ってみればいいさ。
アヤコさんは最近初心者のどあほうに付きっきりで指導している、俺も俺で与えられたタスクをこなし毎日の部活をこなしていた。
何かと周りの先輩たちも自分の面倒は見てくれるけれど、やっぱり心が落ち着かない。
"『コラァ！！！飛ぶのサボるな！！！！！！！』"
なんて、自分の中で少しでもサボったなぁと思ってしまうとあの人の怒った声が聞こえてくる。
俺のバスケット人生にはほとんどあの人がいたから、いないと逆に上手く回っていかないんだろう。
「.......ハァ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HAL(プロフ) - ネコさん» ネコさんありがとうございます…、気づいた時めちゃ声出ました、、音で覚えてちゃ行けないですね……！！！ (2023年1月28日 14時) (
レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - いつも楽しく読ませてもらっています。面白いです、藤真さんのまは、真じゃないでしょうか？間になっていますよ。更新楽しみにしています。 (2023年1月28日 11時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HAL | 作成日時：2023年1月21日 19時
