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そしてゲームも終わり部活が終了する。



「お疲れ様したーー!!」

『お疲れー』



あちこちに散らばったボールを抱えて片付けをしていると流川が思い切り迫ってきた。ボールを持って。


流川「先輩!!!1on1しましょ!!!」

『ボール片し終わったらね』

流川「オレも手伝います!」



彩子「流川アンタね、普段から片付け手伝いなさいよ。」

流川「……ウス」



パパっと片付けを終えて本日の対戦相手である流川と向き合う。


彩子「今日もアタシの判断で止めるからね〜」

『ん、ヨロシク』



周りには少し人が集まっていた、晴子ちゃんに赤木先輩、木暮先輩、リョータにヤス、三井さんまでいる。





そんなに見られると緊張してしまう。




彩子「それじゃあ!」


久しぶりに会った流川はとても背が高くなっていて、手を伸ばしてようやく頭に届くかなあ?なんて感じ。





ピー !!!!!


今日は流川からのオフェンス、上からシュートを打たれたらたまらん。勝てるわけが無い。


『……フゥ』


流川のドリブルは、一言でいうと速い。

目で追えない訳では無いが色々なフェイントの可能性を考えていたらスグに抜かされるだろう。

だから今日は………




バシ

『っ、しゃ!』



流川「なっ、」


桜木「流川を止めたっ、!?
やっぱりAさんって、スゲエ!!」


けれど私はボールに触れただけでマイボールにできた訳では無い。私が弾いたボールは転がっていく。



パシ

流川「触られると思ってなかったっス、Aさん上手くなりました?」

『ハァッ、…だといーな。』


攻撃を中断させたとはいえ、状況は依然として流川のオフェンス。


『(どうにか、抜けないかな……)』







ダンッ……ダダン !!!

『(緩急を付けたドリブル、フェイントは幾つ混ぜてくる…?)』


どうにか止めようと頑張っては見たけれどくるりとターンで交わされてしまう。

シュートフォームに入った流川に何とかワンタッチでも、と私は久しぶりに本気で跳んだ。












パツン

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HAL(プロフ) - ネコさん» ネコさんありがとうございます…、気づいた時めちゃ声出ました、、音で覚えてちゃ行けないですね……!!! (2023年1月28日 14時) (レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - いつも楽しく読ませてもらっています。面白いです、藤真さんのまは、真じゃないでしょうか?間になっていますよ。更新楽しみにしています。 (2023年1月28日 11時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2023年1月21日 19時

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