二人なら最強…？ただし相性最高。【ヒロアカ】 (ページ41)

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そしてやってきたバレンタイン前夜。

作ると決めたガトーショコラも美味しくできて、とてもルンルンな気持ち

三奈ちゃんたちと買いに行った落ち着いた雰囲気のラッピングに包むために少し冷ます。

『(確か、30分ぐらい冷ますんだよね。
それまで暇だ。ラウンジ、今誰かいるかなあ...)』

1階まで降りてラウンジに向かった、奥から話し声が聞こえてきたから誰かがいることに気付く。

『.....ぁ、』

そこにいたのは切島くん、爆豪くん、瀬呂くん、焦凍くん、上鳴くん。

私は、そこに出て行くことが出来なくて。

切島「バクゴーはいいよな、チョコいっぱい貰えそうじゃん」

上鳴「体育祭でも文化祭でもクソ目立ってたしな〜」

瀬呂「顔だけはいいもんな！」

轟「顔がいいとチョコ貰えんのか」

上鳴「天然かよっ！！！！」

瀬呂「俺なんて未だにドンマイコールされるのによ.....
イケメンはチョコいっぱい貰えていーですね〜」

爆豪「チョコなんか要らねえよ、甘いもんは好きじゃねえ」

切島「え"っ！？！？そーなの！？」

上鳴「辛いもんが好きなだけじゃなくて甘いもん苦手なんだ！？」

爆豪「チョコなんて貰って何になるんだよ、ナンバーワンにでもなれんのか？あ？」

切島「それは、まあ.....な。」

あぁ、浮かれてた。

初めて恋をして、こんなに好きになって、恋がこんなに素敵だってことを知って。

文化祭やクリスマスを、恋人として一緒に過ごして、思い上がってたんだ。

『まあ、爆豪くんが見てるのは、さらに上だもんなぁ』

なんだか情けなくなってとぼとぼ自室に戻った。

せっかく作ったし、ラッピングはしちゃおう

焦凍くんにでもあげようかな、エンデヴァーさんのとこでもお世話になってるし。

『うーーー、甘いものきらいなら早く言えよ、勝己くんのばかぁ.......』