二人なら最強…？ただし相性最高。【ヒロアカ】 (ページ35)

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みんながパトロールでいない間、私は事務作業をして筋トレ

休憩してストレッチを終えたら走り込み。

なんて一端のアスリートみたいなサイクルだった。

私に一日に与えられる作業量は日毎に増え、エンデヴァーさんから貰ったトレーニングメニューも時が進むにつれハードなものとなっていた。

エンデヴァー「あと風呂でも寝る前でも、どんなタイミングでもいい。体に染み付いた個性を扱う感覚を絶対に忘れることが無いよう感覚を研ぎ澄ませ。」

『なるほど、分かりました。実践します。』

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インターンが始まり早1週間

私たちは何故か轟家に招待されていた。

爆豪「何でだ」

轟「姉さんが飯食べに来いって」

爆豪「今からでも言ってこい、やっぱ友だちじゃなかったってよ」

『まあまあ、』

爆豪くんを落ち着かせていると、中からきれいな女性が出てきた。

焦凍くんのお姉さん、らしい。

冬美「忙しい中お越し下さってありがとうございます
初めまして、焦凍がお世話になっております、姉の冬美です」

焦凍「夏兄も来てるんだ」

冬美「家族で焦凍たちの話聞きたくて！」

おっとりしていて、とてもあたたかい雰囲気の人だった。

『お、おいしいっ！！』

緑谷「とても美味しいです！この竜田揚げ味かしっかり染み込んでいるのに_________」

爆豪「メシまで分析すんな！」

なんて話していたら、焦凍くんのお兄さん、夏雄さんが教えてくれた。

お手伝いさんの具合が悪くなってからずっとお姉さんがご飯作ってたらしい。

『いいな、料理上手.....』

焦凍「え！？じゃあ、俺も食べてた！？」

夏雄「あー、どうだろ。
俺のは味濃かったから、エンデヴァーが止めてたかもな」

その瞬間、食卓に流れるピリッとした空気。

お姉さんが話題を変えようとするも、上手くいかず。

夏雄「席には着いたよ、もういいだろ。
ごめん姉ちゃん、やっぱムリだ。

それにその女の子、エンデヴァーが育てたんだってな？

焦凍から実の父親みたいな人って言ってたこと、聞いたよ。実の家族はこんだけ放っておいた癖にさ。

その子には悪いんだけど、オレ多分無理だわ。」

チラッとこちらを見る。

まあ、轟家の人からしたら私の存在が疎ましいこと、分かってる。

爆豪「あ"？何だとテメェ」

『爆豪くんステイ』

しかし、こうも面と向かって言われると、寂しいね。