二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ43)

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『インターン、やっぱり轟さんのとこがベストだけどなぁ〜〜〜！！！！』

あの後、天喰さんから声を掛けられていたのだ。

"天喰「もし良かったらインターン一緒に来ないか？
動きも良かったし、何よりあの人もAに会いたいと思うよ」"

私も会いたい気持ちは山々なんですが、如何せん問題が多すぎるんだなあ

いつものように教室に残って考えごと、喉も乾いたし飲み物買いに行こっと。

「〜〜なんスよ！！！マジ頼んます！！この通り！！！」

自販機まで向かっているとそんな声が聞こえてきた、なんか聞き覚えがあるぞ…？

『って、切島くん。と、天喰さん？？』

天喰「あっ、A、丁度いいや。
この子もインターンに行きたいって言っているんだ、同じクラスだろ、君からもなんか言ってやってくれないか…」

切島「お！水沢も先輩とインターンなのか？
いいじゃねえか！！！ぜひ！一緒に行かせてくれ！」

おお、こうもグイグイ来られると言う方も辛いぞ

天喰さん的には、断ってくれという助けなのだろうけど…

『私は一緒に行くのアリだと思いますよ、天喰さん。

切島くん強いし、それに今あっちの状況考えたら切島くん凄くちょうどいいと思います！』

天喰「……そこまで言うなら、いいよ。」

切島「うおおおおお！！マジっすか！！！！
ありがとうございますっ！！」

めちゃくちゃペコペコ頭下げてた、目的の為ならグイグイ行ける切島くん凄いや。

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『てな感じでやってきた関西地方ですけれども。』

切島「お前、爆豪にちゃんと言ってきたか？」

『何を？』

切島「何って、インターンの事だよ。
お前らって付き合ってんじゃねえの？」

『まあ、お付き合いはしてるけど、それもしかして言った方がいい感じかな…？』

切島「当たり前だろ！まだなら今言っちまえ！！」

なんて事があり電話で報告をした。

相変わらず無愛想な感じだったけど通話をきる間際に「気をつけろよ」と言ってもらうことが出来たので、俄然やる気。

切島「爆豪にいいこと言われたか〜、顔緩んでるぜ！」

『サイコーに幸せ、切島くん頑張ろうね！』

こうして私たちのインターン生活は幕を開けた。

そしてそれが、あの悲劇へのカウントダウンになっている事さえ知る由もなく日々は過ぎていく。