二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ41)

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『すみませんお待たせしましたっ！！
相澤先生います、か？』

相澤「こっち」

『あ、ありがとうございます。
書類もちゃんと持ってきましたし、お話聞いてください。』

相澤「…」

いつもより真面目な顔、そして声のトーンに目の前の先生も唾を飲んでいた

応接間のような場所に通され、私と相澤先生の1体1。

正直ちょっと緊張。

『まず、私に起こったことについて、順を追って説明します。』

墓参りをした際に死柄木弔と遭遇したこと、そこで何が起こったか、何を言われたか、エンデヴァーさんにしたような説明を行った。

『死柄木は私の前から姿を消す際、ワープゲートで移動していました。

そして以前、そのワープゲートは正確な座標が分からないと、と言う話をしていた記憶があります。』

相澤「……なるほどな」

『はい。私の居場所、もしくは私の両親の墓が何らかの方法でヴィラン側に知られていたことになります。』

仮に私の両親の墓の場所を知っていたとしても私がいつその場に現れるかは分からないハズなのだが、それを知っていたのかアイツらは現れた。

あまり、考えたくないことだ。

相澤「分かった、その情報は一旦保留だ。

エンデヴァーさんが持ってきてくれた情報はとても有益なものだが、確証が持てない以上はやはり想像の域を出ない。

お前も理由は分からないがヴィランに狙われている身、明日の授業ではウチのビッグ3の紹介もする予定だ。

稽古つけてもらえ」

『び、ビッグ3ですかっ！？！？

初めて生で見る、楽しみ……！！』

『あっ……と、それは一旦置いといて、質問なんですけど。』

相澤「何だ？？」

『爆豪くんと緑谷くんだけ寮にいたの、どうしてかな〜って思って』

私が聞くと、今にも頭を抱えそうな様子で教えてくれた。

相澤「アイツらは昨日夜中に抜け出し使用してはいけないエリアで個性を使った戦闘を行ったからだ。

まあアイツらにとっちゃ必要な喧嘩なのかもしれないが、規則は規則。
爆豪は四日、緑谷は三日の謹慎と共有スペースの掃除だ。

2人が謹慎の間は学校であったことをあの2人に口外することは禁止、いいな。」

『はっ、は〜い』

うっかり言っちゃいそうだけど、言ったら言ったでその時考えればいっか……！！