二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ28)

今日:106 hit、昨日:124 hit、合計:123,343 hit

76 ページ28

耳郎「ごめーん！！お待たせっ、待ったよね」

『んーん、大丈夫だよ〜！』

耳郎「えと、今日行くのって楽器屋さんでホントにいいの…？」

『うん！』

耳郎「Aってさ、なんか楽器やってるの？」

『えっとね、一時期好きでアコースティックギターやってたよ！』

耳郎「そっ、！そうなんだ！！！
セッションとかしてみたいな……！」

そんな話をしながら目的地の楽器屋まで向かう、ストリートって感じの強い通り

耳郎「ここ、ウチのオススメのショップなんだけど……」

ロック！！！！！って外装のお店、響香ちゃんってこんな感じの音楽が好きなんだ。

意外かも……！

『これを機に、楽器なにか初めてみたいなあ。
まあ、寮だと一人の時間少なそうだし時間もそう取れないかもしれないけどね』

耳郎「いいんじゃないっ！？
そしたらいつでもAとセッションしたりできるし」

何だかとても楽しそうな響香ちゃん

音楽が本当に好きなんだろうな、可愛い。

耳郎「え、ちょっ、なんでそんなにニコニコなの」

『んー？響香ちゃん可愛いなぁと思って！』

耳郎「はぁ……。アンタも十分可愛いの自覚しなよ？」

『そんなことないよ！
私のこと好きになる物好きなん、て……あは』

耳郎「どしたの？」

『いや、なんでもない！』

耳郎「そこまで言って！？
気になるじゃん、教えてよ〜」

私、ことごとく地雷を駆け抜けていくんだよなあ。

このアホさをどうにかしないと…

耳郎「ま、それは今置いといて…
Aが今日買うなら一緒に選びたいなって思うんだけどさ……どう？」

『響香ちゃん選んでくれるのっ！？！？
それならもう、喜んで買います。』

お金ならあるしね、うん。

耳郎「ホントっ！
それじゃあ早速、買うのはギターでいいんだよね？」

『うん！』

耳郎「アコギかエレキかでまた分かれるんだけど、どっちがいいとかある？」

『うーーん……
アコースティックは前使ってたのが探せばあるはずだし、でもエレキなら響香ちゃんに教えて貰えるよね？？』

耳郎「うんっ、もちろんだよ！」

『それならエレキギターにする！』

のびのびと二人でどんな楽器がいいか話しながらぐるぐると選んでいた。

たまに響香ちゃんの使う用語が難しくて理解できなかったけどそれもそれで良い経験だ、

『この子、かわいいかも…』