二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ25)

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爆豪「つか、親は」

夕食を食べ終えのんびりしていると、爆豪くんがそんなことを聞いてきた。

『え、っと…爆豪くんには前に言わなかったっけ、ヴィランに殺されちゃったんだよね、』

爆豪「ンなことも言ってたな、忘れてた。」

爆豪「いつからエンデヴァーんとこでやってたんだよ」

『えっとね、中一の夏から中三の終わりまで！結構長いでしょ？』

爆豪「みっちりやってんな」

『うん、だからね、一応私もう仮免も持ってるんだよ』

爆豪「……マジかよ」

『爆豪くんも早く仮免取ってね、同じ土俵でやろう』

爆豪「ンなもん直ぐにクリアしてやるわ」

『ご飯食べたら眠くなってきちゃった、

爆豪くんは、今日何時にお家帰るの……？』

爆豪「ぁ？今日は…特に考えてなかったな

ババアもジジイも飯食いに行くっつってたし。」

『親のことそういうのよくないと思う！！！！！！』

爆豪「俺の勝手だろうが」

『あー、その、それなら…ウチ、泊まってかない？

正直、もっと爆豪くんと一緒にいたい、です……』

爆豪「…。」

『固まらないでよ、せっかく言ったのに』

爆豪「そーだなぁ、お前がそれで良いんなら、そーする」

『ぜひ、泊まっていってくれたら嬉しい。』

爆豪「ん、ベッド行くか？」

『爆豪くんいてくれるなら、まだ寝ない』

爆豪「なんだそれ」

『まだお話してたいんだよ、悪い？』

爆豪「わ、悪かねーよ」

『ではここでひとつ、』

爆豪「あ？」

『爆豪くんは私の名前、ちゃんと分かってますか』

爆豪「いや、分かってるに決まってんだろ、アホか？」

『だって呼んでくれないじゃん！！

お前、とかテメェ、とかガキ、とかアホとか！！！！

焦凍くんは言ったら名前で呼んでくれるようになったし！なのにどーして彼氏の爆豪くんは未だに苗字ですら呼んでくれないんですぐわぁっ』

『い、いひゃい……』

また、顔面を掴まれております。

爆豪「あの半分野郎の名前を出すな！！」

怒ってる、私も怒るぞ。

『ふんだ！！！！ばくごーくんが私の名前呼んでくれないのがわるい！！！！！！』

爆豪「……みっ、水沢。」

『！！！』ｷﾗｷﾗ

爆豪「そんな顔でこっち見んなクソが！！！」

『なっ、名前では、呼んでくれないの……？』

爆豪「テメェから呼べや」

『別にいーよ、私は簡単だもんね！！！』

『勝己、くん…。』

思ったよりでした。