二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ16)

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その頃のプロヒーロー。

エンデヴァー「何で俺が雄英の尻拭いを、こちらも忙しいのだが」

ジーニスト「まァそう言わずに、OBでしょう」

塚内「雄英からは今ヒーローを呼べない、大局を見てくれエンデヴァー。
今回の事件はヒーロー社会崩壊の切っ掛けにもなり得るんだ、総力をもって解決にあたらねば」

オールマイト「それに、水沢少女も共に捕らえられているらしい。彼女たちを守れずに、すまない。」

エンデヴァー「……そうか。」

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爆豪「先生ぇ？
てめェがボスじゃねえのかよ、白けんな」

死柄木が先生、と言う人物に助けを求めたことから、爆豪がそんなことを言う。

死柄木「黒霧、コンプレス、また眠らせてしまっておけ。ここまで人の話聞かねーとは逆に感心するぜ」

爆豪「聞いて欲しけりゃ土下座して死ね」

爆豪もまた、逃げる策を考えていた。

一人ならまだ簡単だったかもしれないが、負傷して意識を失っている水沢も共に逃亡と考えると、浮かんでくる案がどれも潰されていく。

「どーもォ、ピザーラ神野店ですー」

そんな声とともに、瞬く間にプロヒーローたちが現れた。

流石はプロヒーロー、次々と連合のメンバーを制圧していき、あと一歩の所まで追い詰めたのだ。

死柄木「こんなあっけなく、ふざけるな。失せろ、消えろ、おまえが、嫌いだ」

死柄木の様子がおかしくなった。

爆豪「がっ、？！

っ、んだコレっ、体がっ、のまれて……！」

水沢「っ、……ごほっ、！」

気絶させたはずの黒霧の個性かと思うような黒い液体から脳無が出てきた。

そして爆豪、水沢の2人は口からその黒い液体を吐き、次の瞬間には跡形もなく消え去っていた。

水沢に至っては、意識すらなかったというのに。