二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ14)

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一方その頃

『っ、ここは……』

「やっと起きた、かぁいい子だねぇ」

恐らくここは、ヴィラン連合と名乗る奴らのアジトだった

バーのような作りで、椅子やカウンターにはたくさんのヴィランがいる。

『(……こいつら、強い。)』

「お目覚めか、水沢A」

たくさんの手を身につけたヴィランに話しかけられる、アイツは確かUSJ襲撃のときにいたリーダー格。

『……何のつもりなの、』

死柄木「言いたいことは色々あるが、簡潔に言う。

俺の仲間になれ、水沢A」

感じたことの無いほどの恐怖、畏怖、言葉で表すのが安っぽいぐらいのものだ。

『……私が、首を縦に振るとでも？』

ｶﾞｯ

ﾎﾞｷ

『い"っ、！！！！……くっそ、なん、の……つもりなのっ』

うそ、右腕、折られた……？

死柄木「へえ、声は我慢か、面白い。」

「じゃあこうしよう、次はお前の足を折る。」

『…っ、………ハァっ、！』

死柄木「痛みを我慢し声を出さずにクリアしたら、お前の勝ちだ。

もう一人の人質、爆豪勝己が俺の仲間にならないといったら二人とも解放してやるよ」

『そんな、ことっ…簡単には、……なっ！？！？』

死柄木「するさ、ここはお前にとっては敵地。俺のやりたいようにやる。

それでだ、お前が痛みを我慢できなかったら、お前らは二人とも先生のとこに連れてく。

イイよなぁ？お前じゃあその個性は役不足だ、あぁ、楽しみだ、早くやろう。トゥワイス、おさえとけ。」

『っ、離してっ！！！』

死柄木「いいのかなぁ、そんなこと言って。

こーんな小さいガラス玉でも、潰しちまえばそいつを殺したも同然なんだぜ？」

爆豪くんが中に入っているであろうガラス玉を見せびらかしてそんなことをいう。

コイツっ、私が抵抗できないのを良いように。

『う"っ、あぁ、っ……！！』

「いい声です、かぁいい。
弔くん、もっと血を見せてください！」

ｸﾞｻ

『(ｸﾞｻ……？なに、何が、起きたの。
もう腕と足の感覚がない、多分足を刺されてる

いや違う、血液が抜けていってる、吸われてる…のか？)』

やばい、もう意識が、………

死柄木「……コンプレス、次出せ。」