二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ2)

今日:18 hit、昨日:82 hit、合計:123,495 hit

50 ページ2

爆豪「ぶっ殺すぞ、散れや。」

相変わらずの暴言で大柄な人たちを蹴散らしてくれた。

『助かったよ、爆豪くんありがとう』

爆豪「別に、あの雑魚が目障りだっただけだわ。」

『お礼に奢るよ、レモネード飲める？』

爆豪「おう」

『はい、どーぞ！
爆豪くん買い物しないの？』

爆豪「あぁ、特に買うもんねえしな。」

『じゃあ私と一緒だ！
ねえ集合までまだ時間あるしモール内回らない？』

なんというか、今日の爆豪くん……っていうか、私服の爆豪くん、カッコイイ。

こんなこと言ったら怒られそうだ、絶対心の中に閉まっとこ

爆豪「見たいとこあんの」

『正直言ってしまうと、初めてこういうところ来たから全部見たい……

でも、入り口の近くにあった雑貨屋さんに寄りたいかも。
可愛いネックレスあったんだ〜』

爆豪「ん、」

レモネードを飲みながら着いてきてくれる。

『あ、ここ！

これこれ、雫の形のネックレスだ！
かわい〜〜〜！』

爆豪「……」

なんだか少し意外だった。

こんなん見て何が楽しいんだよ、とかそういうこと言われると思ってたし。

私が他の雑貨見てた間もずっと待っててもらって、少しだけ申し訳ない気持ちになったのは秘密

『ごめんね、思ったより見入っちゃって』

爆豪「買わなかったのか」

『え？うん、壊れちゃうと寂しいから、いっかなって。』

爆豪「ふーん、」

『ついでにごめんなんだけど、お手洗いいってもいい？』

爆豪「ん。」

『ありがと！
分かる場所で待っててね！！？どっか行かないでよ！！』

爆豪「行かねーよ(笑)」

今度こそは長時間待たせるまいと直ぐに済ませお手洗いを出た。

『っていないし。』

キョロキョロ辺りを見回してみると少し人だかりが出来ている中の方にツンツン頭が見えた。

『あ、いた！おまたせ！』

爆豪「ん？おー。」

pi pi pi

『あれ、連絡。』

「ﾎﾟｰﾝ

ただいま、ショッピングモールに荷物が届きました。
誠に勝手ではありますが、一時的に館内を閉鎖させて頂きます。

現在館内にいらっしゃるお客様は、速やかにモール外へ移動してください。」

『に、荷物、閉鎖……？』

爆豪「……とりあえずこっから出るぞ」

色々気になることもあったし、クラスメイトは大丈夫かとか、考えることは山ほどあったけど、今日のところは爆豪くんに引っ張られショッピングモールから出た。