二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ34)

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放課後、私は一人サポート科にコスチューム改良の依頼をしにきていた。

発目「ぜひ！！私にさせて下さいっ！！！！」

この前発目さんが発明したという車椅子の乗り心地がとても良かったことを伝えただけなのに何故かそんなことに…。

発目「緊急時やギリギリな場合に使う水鉄砲の発射速度を上げたいってことですよね！」

『そう！それとね、そういう状況での普段の戦闘は個性なしで体一つの戦闘になるから、体が軽くなるように改良とかって出来たりしないかな？』

発目「体を軽く、ですか？
簡単です！！体の動きを補助してあげればいいんですよ、それならコスチューム改良承りましたっ！！！」

『そっか、じゃあお願いします！』

コスチュームの改良は私の車椅子を作ってくれは発目さんに任せ、あとは自分の必殺技を考えるだけというとこまできた。

部屋から出るときにちょうど緑谷くんと会って、みんなもちゃんと頑張ってるんだと思ったら少し焦ってきちゃったかもな。

相澤「あ、水沢いた。ちょっとこい」

『？、はい。』

なんだろ

相澤「お前、仮免試験の日はどうする？」

『どっ、どうするとは……？！』

相澤「その日、親御さんの命日じゃ無かったか？」

『……あぁ、今年の仮免試験はその日なんですね。』

相澤「お前は仮免持ってるし休みも取れるぞ。
それに墓、結構遠いんだろ？」

『もし休めるなら、休みたいです……。』

相澤「よし、分かった。
その日は休みにしとく、怪我あけてからエンデヴァーさんの方に行ってないだろ、そっちにも顔出して来い」

『はい、ありがとうございますっ！』

何だか悪いな、こんなに優遇して貰っちゃって

『それじゃあ失礼しました！！』

ｶﾞﾗ

プレゼントマイク「おいおいイレイザー、ちょっとお前優しすぎやしねえか？」

相澤「まだ高校一年だぞ、親の墓参りぐらい休ませるのが普通だろ。
それにアイツは保須での事件の一番の被害者と言っても過言ではないからな。」

相澤「(まあそのお陰で、アイツらにとっていい事はあったみたいだが。)」