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三奈ちゃんたちは、オールマイトさんに今日の講評や改善方法を聞きに来たのだと言う。
でも手が離せないらしく、その役割を一気に私に押し付けてきた。そういうのよくないと思う。
切島「まだこの近くの店とか分かんねえけど、なんか食いたいもんあるやつ！！」
今日のメンツは三奈ちゃん、お茶子ちゃん、響香ちゃん、切島くん、上鳴くん、峰田くん、そして私を入れての7人。
芦戸「はーーいっ！私、ラーメン食べたい！」
上鳴「お、ラーメンいいな！！」
『この辺りにお店あるかな？』』
麗日「あ、私この前美味しそうなラーメン屋さん見たよ！」
切島「んじゃあ、そこで決まりだな！」
『友達と外食、たのしみ…！』
耳郎「あんま行ってなかったの？」
『うん。友達、少なくて…アハハ』
耳郎「あ、そうなんだ……
でもウチも外食とか久しぶりだし、みんなと行くのはいつもよりたのしい！」
『ふふ、わたしも！！』
近所の迷惑にならない程度に騒ぎながら店にたどり着いた。
私の隣は左が三奈ちゃんで右が切島くん。
8人テーブルに通された、お店で1番大きなテーブル。
各々注文をして席でまた会話に花を咲かせる
『ねえ、切島くんって爆豪くんと仲いい？』
さっき言われたことを、思い出してしまう。
切島「仲良いか？
あーー、わっかんねえ。でも俺はアイツのこと好きだぜ！！」
まるで曇りのない笑顔で教えてくれた、笑顔が眩しいよ……
『んー、どうしたら爆豪くんとお友達になれるかなぁ…』
切島「アイツと友達に？」
芦戸「なになにっ！そっち楽しそうに何話してんの！」
切島「おー、何か水沢が爆豪と友達になりたいらしいんだとよ！！」
芦戸「いーじゃん！
でも、難しくはあるよね〜〜〜」
耳郎「あの爆豪だもんね、ってか、何で爆豪？」
『や、あの、…。
ふつーに、気になって。クラスメイトだし』
峰田「爆豪はヒーローっていうよりヴィランっぽいだろ！！！
オイラはあんな野蛮なやつゴメンだぜ？！！」
『爆豪くんは、ちゃんとヒーローだよ？
あの動き見たら分かるって、入学早々の訓練であんなに個性と仲良くしてる人、私初めて見たよ。』
上鳴「ほーん、さては爆豪のこと追ってたな？」
『え？う、うん。動きなんて凄くしなやかだったし、個性の使い方もとても上手で…
挙げればキリがないや、』
「はいお待ち、ラーメン８つね！！」
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作者名：HAL | 作成日時：2022年8月30日 4時
