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轟さんからの言葉をもらってルンルンな私。
しかし、それはまた突然やってきて、
「なぁ、ヒーローが襲撃されて重体らしいぞ」
「まだどこの局でもやってないよな、よし今から回せそんで視聴者はウチが独占だ！！！」
『テレビ局の人ですか！？それ詳しくっ！！！！』
なんてことだ、今日は確かに雄英体育祭があって多くのヒーローや民間人はこのイベントに夢中だというのに。
私は聞いた内容をそのまま校長のもとに伝えに行った。
根津「……そうか、ここまで被害が及ばないといいが、
うーん、被害にあったのはどうやらインゲニウムのようだね、とりあえず容疑者はいま姿が見えず他に目立った被害もないようだ。
もしものことがあっても今は大人が守る。君たち生徒は何も気にする事はないよ、さぁ、体育祭を少しでも楽しんでくれたまえ！」
『分かりました、校長がそういうなら私は一年の会場に戻ります！』
とりあえず今私がやれることは終わったんだよね、うん。
早く戻ってみんなの戦いがみたい。
「あっ！！！！！あれは私のベイビー！！！！！！」
遠くの方から叫び声が聞こえてきたかと思ったら瞬く間にこちらへ突進してきた。
『ぐえっ！！！な、なんですか！』
「その車椅子は私が発明したんですよ！
あ、申し遅れました私サポート科の発目明と言います！
以後お見知り置きを！！！！」
『えっと、ヒーロー科の水沢Aです』
「早速ですが使い心地はどうですか？！！
使用者の怪我の程度をものともしない全自動式！
それに加えて消音で小回りもきいていいところたくさんのベイビーなんです！！！」
と、肩を持ってぐわんぐわんされた。
発目さん、私いま一応怪我人ってことになってるんだよ
発目「いけない！これは失礼しました、貴方の個性を増強するためのものも作るので興味があったらぜひサポート科までお越しくださいね！！！ではっ！！」
ピューっと駆けて行った。
忙しくて嵐みたいな人だなぁ……。
『ふぅ、やっとみんなのみれ…ってあれ！！？！？』
緑谷「あれ？水沢さんどうしたの？」
『え？いや、あの、第三種目は…』
峰田「たった今終わったところだぜ、宣言通り爆豪の優勝だ」
クラスの席に戻ると、スタジアムは大きな氷の塊に包まれ、端の方から外に担ぎ出される二人の姿が見えた。
『んー、ホントに、見たかったんだよな。』
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作者名：HAL | 作成日時：2022年8月30日 4時
