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タケミっちとヒナちゃんがいなくなった後にやって来たのは千冬だった。
松野「Aっ!目覚ましたって聞いて!!!」
『千冬、いらっしゃい』
笑顔で迎えると、千冬の目からポロポロと溢れ出す涙
『泣かないでよ』
松野「だって、あんなとこにいて、いきなり刺されて、自決しようとして…」
『ごめんね。』
松野「でも、無事で良かった…」
『ありがとう』
『千冬、私ね
場地くんとヨリ戻したんだ』
松野「!!!!
そっ、か、、良かったな、!」
『ここまで好きでいられたのはさ、千冬のおかげなんだよ』
松野「何言ってんだよ、Aが好きだって思い続けなきゃ俺が何言っても無駄なんだし、俺のお陰なんかじゃねーよ」
『場地くんがいなくなって心が折れそうになった時、いつも千冬が助けてくれた。』
松野「そんなこと、ねーだろ。」
『あるよ。
千冬はね、私のヒーローだから』
松野「それは、Aのヒーローは、
……俺じゃねえよ。」
『私の好きな人は、場地くん。
でも、私のヒーローは千冬だよ?
いつも助けてくれてありがとう』
少し照れくさいけどきちんと感謝をしなければいけない。
今言ったことは全部本当の私の気持ちだから。
松野「場地さんと、ヨリ戻せたのは良かったと思う。
凄い安心した。
でも、俺正直ちょっと不安だったんだ。
もし、俺の考えてることが全部外れてて、Aを励ましてるのも全部その考えを信じたい俺のエゴだったら?って。
でも、合ってて良かった。」
千冬はそう言って、優しく微笑んだ。
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yoru24781785(プロフ) - 不思議の国の有栖さんさん» そう言って貰えて感謝です!ありがとうございます…! (2021年9月30日 22時) (レス) id: c7d7e0653c (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - めちゃめちゃ甘酸っぱいせつないストーリーですね (2021年9月30日 14時) (レス) @page14 id: 4a633c72cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HAL | 作成日時:2021年9月28日 6時