両片思い 2 【東京卍リベンジャーズ】 (ページ26)

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夢の中？ページ26

ここは、どこ？

エマ「ねー！！！A早く行くよ！！」

『えっ、エマ？
行くってどこに…』

エマ「何言ってんのよ！
今日は海行くってAが1番はしゃいでた癖に！」

海？

そっか、私確か羽宮くんに刺されて…

ってことはここは夢の中？？

『待って、今行く！』

エマに急かされて向かうと、そこには

『真一郎くん…！』

真一郎「お、やっと準備できたかー？
早くしないと置いてくぞー」

海に着いて、私とエマは水着に着替えた。

エマ「A！早く行こー！」

『う、うん！』

エマ「おまたせー！」

マイキー「わ、A似合ってんね〜」

ドラケン「エマも似合ってんな。」

エマ「へっ！！そうかな〜」

真一郎「お〜
エマもAも似合ってんな！
よし！誰が1番早いか競走するぞ！！」

マイキー「負けたヤツはアイス奢りな！」

『え、やだよ！待って！！！』

こんなの、知らない。

これは来るはずのない未来だ

たくさん遊んで日も暮れかけた頃、座っていた私の隣に腰を下ろした真一郎くん

『真一郎くん、』

真一郎「どうした？」

『今日の水着ね、真一郎くんに可愛いって思ってもらいたくて、普段は着ないようなのを選んでみたんだ、！』

真一郎「そうなのか！俺の為に可愛いカッコしてくれてんのか〜

そっか、嬉しいな〜」

そういってニコニコする真一郎くん。

『このまま、帰りたくないなぁ』

ずっとこのまま。

幸せなままでいたい。

真一郎「それは、駄目だろ？」

『え？』

真一郎「圭介が待ってる。
もちろん、万次郎やエマもな。」

『何、で？？？』

どうしてそんなことを言うのかさっぱり分からなかった。

まるで全部見ていたかのように

真一郎「Aがこっちに来るのはまだ早い。」

『そんなことっ、』

真一郎「A」

私の名前を呼ぶといつものように優しく微笑みながら頭に手を置いた。

真一郎「マイキーを、頼む。」

そこで私の意識は途切れた。