天然な灰谷の姉

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制服を着た警官に色々なことを聞かれる


警官「君たち、ここのお家の子かな？」


『はい。』


警官「後ろの2人も？」


『2人は、私の弟です。』


警官「どうしてこんなことになったか分かるかな？」


『いえ、帰ってきたら、こんな風になってて…』


警官「そうか。辛かったね。
とりあえず3人には近くの警察署まで来てもらうけど、大丈夫かな？」


『はい、分かりました。』








近くの警察署に着くと、私と蘭、竜胆は別の部屋に連れてこられた。


警官「今、弟くん2人にも事情聴取しているんだけど、なんであんな事になったか分かるかい？」



『いえ、分かりません。』


警官「じゃあ弟くんのうちの1人、三つ編みの子の方はどうしてあんなに血まみれだったんだい？」


『えっ、そうなんですか？

どうしてって言われても分からないんです、本当に。』


警官「そうか。
いや、ね？父親も母親も鉄パイプで酷く殴られたあとが見受けられたから、何かしら見ていないかと思ったんだけど。


今日はこの辺りで、外で待っていれば弟くんたちも出てくると思うからちょっと待っててね。」



『分かりました。』








女性の警官に誘導され、近くの椅子に座る







30分ぐらい経っただろうか。

近くの部屋から蘭と竜胆が2人で出てきた




「ん！お姉ちゃん！！」

『蘭、竜胆。』


警官「今日はこちらでホテルを手配したので良かったらそこで過ごしてくださいね」


綺麗な人が笑顔で場所を教えてくれた





『ありがとうございます、それじゃあそうさせて頂きます。
2人とも、行こ？』


「うん。」

「はぁい」

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