自己紹介 楼七夜/三夜 ページ4
軍務省法務局独立大隊ルーヴ隊員、楼七夜。
彼は記憶を操る能力者で、戦場ではこの能力を使って服従に戦意喪失と、大きな成果をあげている。
今日はレオンに呼び出されて、美しい赤髪をなびかせて歩いていた。
「また首相の事かしら・・・。」
不安気な表情をしていると、毒を仕込んでいるポケットから何かが落ちた。
拾うと、兄からもらったエメラルドの指輪だった。
七夜の兄「三夜」は、数年前に殺されかけた七夜をかばって死んでしまった。
しかし、七夜の人格として三夜は生きている。
時折三夜が目覚め、自分のために色々してくれると七夜は言う。
三夜が買ったであろうその指輪を握りしめて、歩みを進めた。
待ち合わせ場所に着くと、既にレオンが待っていた。
七夜はレオンに跪いて、頭を下げた。
「来たか、まぁ面を上げろ。」
レオンは板チョコレートを貪りながら、淡々と続けた。
「クソ首相がさ、民衆の前で自己紹介しろだってさ・・・。あぁだっる・・・。」
要領のいい七夜は全てを察し、自己紹介に名乗りを上げた。
レオンは、三夜を失いスラム街で一人虚無に生きていた七夜を連れて、軍に勧誘してくれた。
最初は自分が人を殺める事、自分の中に兄が眠っている事、色々な事があって戸惑ったが、自分を救ってくれた彼に感謝して、彼の能力関係なしに一生ついていくと誓っているからだ。
七夜の返事に笑みを浮かべたレオンは満足そうにその場を立ち去った。
今のうちに自己紹介の言葉を考えておこうと、七夜もその場を後にした。
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味噌田楽(プロフ) - 更新しました。 (2021年6月1日 21時) (レス) id: 9f9b8eea81 (このIDを非表示/違反報告)
味噌田楽(プロフ) - 更新します。 (2021年6月1日 21時) (レス) id: 9f9b8eea81 (このIDを非表示/違反報告)
柊 琥珀(プロフ) - 三ツ星優星さん» 了解しました。 (2021年3月14日 0時) (レス) id: 15069fcb1b (このIDを非表示/違反報告)
三ツ星優星(プロフ) - 柊 琥珀さん» メモ欄のお知らせです。追記も少ししたので閲覧お願いします(。・ω・)ゞ (2021年3月14日 0時) (レス) id: b581edf190 (このIDを非表示/違反報告)
柊 琥珀(プロフ) - 三ツ星優星さん» お知らせってどこのお知らせですか? (2021年3月13日 21時) (レス) id: 15069fcb1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:参加者様一同 x他6人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ikatomo/
作成日時:2021年1月24日 0時