生徒会だって自由はある ページ2
『はぁ………』
どうも。有栖川です。
クラス替えで大嫌いな一ノ瀬彼方と同じになり
出席番号順も同じ
だから席も隣。
生徒会の時だけで良いよ……このふわふわ黒髪見るのは……
こんなことも考えているとは知らずに呑気に欠伸をしながら話しかけてくるのはそう。
彼方「どうしてため息なんてついてるの?」
『おまっ……う"う"ん、一ノ瀬くんのせいだよね?』
一ノ瀬彼方と話していると素が出そうになる。
素を出してしまったら私がずっと築き上げてきたものが全てドミノのように壊れてしまう。
それは困る。
だって!!!!自称天然お嬢様系女子だもん!!!!
今の私の素がばれたら…??
モブ「有栖川さんって計算しながら生きてたんだ…」
モブ「ただのくそぶりっ子じゃん…」
モブ「おんなじ空気吸いたくないわぁ…」
ぁぁぁあ…(白目)
あんなくそぶすたちにこんなこと言われるなんて一生の不覚よ!!!!!!(やめろ)
なんでこいつなんかと………
彼方「凄いころころ顔が変わるね。有栖川さんやっぱり見てて飽きないよ。」
これまたふわっと優しく微笑む彼
私には寒気しかしない。
だって同類なんだもん!!!!!!!
だが、こいつは素でやっているんだろう。
ぁぁあ、負けている………
くそっ……なんでこいつなんかに………
先生「一ノ瀬!有栖川!生徒会は入学式の準備があるそうだぞ!行ってこい!」
先生もうるさいしなんで一ノ瀬彼方とセットみたいな言い方するんだよ!!!
やめろよ!!!
彼方「俺達セットで覚えてもらってるんだね」
おんなじ事を考えるなぁぁぁあ!!!!!
しかし私は自称天然お嬢様系女子なのできちんと対応する
『なんだか照れ臭いねっ、へへっ、』
何言ってるかもうわかんないけど仕方ない←
モブ「一ノ瀬くんと有栖川さんだぁ!美しい…付き合ってるのかなっ!」
モブ「あったり前だろ!?有栖川さんを預けられるのは一ノ瀬だけだぜ!!」
モブ「あの二人なら美しいし許せるしね……」
勝手に話進めないでよ……
と思いながら隣を見ると
彼方「もう俺達付き合う??」
とばかみたいなことを言う一ノ瀬彼方。
『一ノ瀬くんが彼氏なんてきまずいよ〜』
とにこっと笑う
先生に呼ばれ一ノ瀬彼方から離れた
そのとき一ノ瀬彼方がなんと思っているかも知らずに。
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朱桜よろん - ちょこさん» パスワードを忘れてしまい更新が出来なくなりました… お手数ですが、この作品に似た新作を作りました…!そちらを読んで頂けたら嬉しいです! (2020年4月26日 17時) (レス) id: 164fe08ff3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月5日 3時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
朱桜よろん - リートさん» いえいえ!ありがとうございます!余談まで見て頂いてありがたいです…! (2019年6月25日 7時) (レス) id: 04adea9d04 (このIDを非表示/違反報告)
朱桜よろん - 鈴松しおん@誤字り姫@充電落ちさん» 凄く嬉しい一言を…!ありがとうございます!此方こそ読んでいただき光栄です…(;;)蘭ちゃん!イメージはそんな感じです!言われてみれば紫吹蘭ちゃんですね(白目) (2019年6月24日 14時) (レス) id: 04adea9d04 (このIDを非表示/違反報告)
朱桜よろん - リートさん» 頑張りますね!コメントありがとうございます! (2019年6月24日 14時) (レス) id: 04adea9d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱桜よろん | 作成日時:2019年6月17日 17時