喰種の少年が狩人の世界でやりたい放題！

開演 ページ23

屋敷について早々メンバーは散り散りになり、屋敷の外を警護していた人達をサクッと殺ってから各々好きなルートで屋敷に侵入する。
コソコソ侵入する者はいないようで、皆実に堂々としたものだ。
中には轟音を立てながら壁を破壊して乗り込む者もいた。

あれは確かウヴォーギン、だったっけ。
見た目通りやることが豪快だ。

ヒ「じゃあA、後でね。僕も適当に殺ってくるよ♠」

「うん、後でね。」

最後にヒソカを見送ってから、ふむ、と考える。
ほとんどのメンバーが1階か2階から侵入してたみたいだし、屋敷の外にまで響く悲鳴を聞いている限り、凄い勢いで殺しているようだ。
狩場が被るのはなんとなく避けたい、かなァ。

トッ、と地面を蹴り、4階の窓から屋敷内へ侵入する。
侵入者に気付き階下へ向かおうとしていたのか、階段のすぐ傍に武器を手にした男が数名立っていた。
4階から侵入すると思っていなかったのか、男達は驚愕の眼差しで此方を見つめる。

男「なっ...！？」

「こんばんはァ、そして」

ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ

男「ｸﾞｪ...ｯ」

「さようなら。」

赫子を飛ばし、その場にいた男達を次々と串刺しにしていく。
あらかた撃ち尽くすと廊下には数名分の肉塊が転がった。
一番手前に倒れていた死体に近付き、肘から下をもぎ取ってから口に運ぶ。

ｸﾞﾁｯｸﾞﾁｭ

一口噛む度に濃厚な血の香りが口いっぱいに広がった。

と、そこへ。

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

「ふふっ」

次の獲物がやってきた。





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