10 ページ10
あの後チーノが家まで送ってくれて僕はまた自室に籠った。チーノが強い味方でいてくれることが嬉しくて僕は昨日と同じように泣いた。昨日とは違うのが嬉し泣きってことだ、少し泣いたあと今日は両親が家にいないから夕飯を自分で作らないといけないことを思い出し買い物に行くことにした。
はっきり言って僕は料理が馬鹿みたいに出来ないから夕飯を作ると言ってもスーパーで惣菜を買い家でご飯を炊くだけだ。作るとは言えないだろう、近くのスーパーに行くと見慣れた姿があった。その姿は僕が大好きな姿で、声をかけるか迷ったがかけることにした。
A『ショッピー！』
shp『うお、Aやん。なんでここおるん？』
A『僕が住んでるとこの近くのスーパーやから、まあスーパーなんて滅多に来ないけど今日は親が家にいなくてさ、惣菜買わないといけなくて』
shp『あーなるほどね』
A『そういうショッピはなんでここのスーパーおるん？確かチーノと家近いんよな、ここ真反対ちゃう？わざわざこんなところまで来て』
shp『ああそれはさっき俺夏海と帰ってたやん？家まで送ったあと俺も今日家に親おらんし自分で作らなあかんからスーパー寄ってたんよ。』
A『そういうことなんか、ここのスーパー安いからおすすめやで』
shp『確かに安いな、また今度来るわ』
A『ぜひぜひ〜』
shp『ああそうそう、Aに聞きたいことあったんやけど』
A『ん？なに？』
shp『あー、、ここじゃなんやから近くの公園でアイスでも食べながら話そか。』
A『うん了解。とりあえず惣菜買ってくるよ！ショッピも買い終わったら連絡して！』
shp『りょ』
ショッピから話があるなんていつもなら嬉しいはずなのに僕は動悸が止まらなくなった。嬉しくてじゃない、怖くてだ。今このタイミングで聞きたい事があるなんて嫌な予感しかない
ーーLINEーー
shp【買い終わったわ、Aどこおる？】
A【もうスーパーの外で近くの公園おるよ！スーパー出て右真っ直ぐ行って2個目の曲がり角渡ったところにある公園！】
shp【OK(スタンプ)】
ーーLINE終了ーー
公園で僕はソーダ味のアイスをショッピ食べながら待つ、3分程経ったあとショッピがバニラ味のアイスを片手に公園に来た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
湯葉(プロフ) - らいまろさん» コメントありがとうございます！続きも楽しみに待っていてくださいー！ (10月30日 13時) (
レス) id: 2976aab9a6 (このIDを非表示/違反報告)
らいまろ - 主くん、報われてぇ、続き楽しみにしときます！ (10月30日 13時) (レス) @page11 id: f6a581d3fc (このIDを非表示/違反報告)
湯葉(プロフ) - モモモさん» わわわ！指摘ありがとうございます😭 (10月27日 23時) (レス) id: 2976aab9a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湯葉 | 作成日時：2023年10月22日 3時
