寤寐思服 ページ16
Aside
3人で恵の所へ戻る
幕雷で守っていたからか呪霊に襲われることも無く無事のようだ
釘「え、、Aさんずっとそれで伏黒のこと守ってたんですか!?それであんな攻撃して、、?呪力量どうなってんですか...」
『だからあんまり強い攻撃できなかったけどね』
といいながら幕雷を閉じる
すると恵は目が覚めたようで
伏「お、戻ったか。良かった無事で」
恵が私にも気付く
伏「Aさんも...来てくれたんですね」
釘「そーよ!ずーっと呪力使ってアンタの事守ってたんだから感謝しなさい!!」
野薔薇が代わりに答える
『それよりも、宿儺の指早く封印しないと』
虎「俺、食べようか?」
釘「残飯じゃねーんだよ」
伏「オマエの指のキャパはハッキリ分かってねぇんだ食うな。……でもいちばん元気そうなオマエに渡す。念を押すが食うなよ」
念には念を押して宿儺の指を悠仁に渡す
その瞬間悠仁の掌に口が現れパクッと食べてしまった
伏釘「「食うなっつったろ!!」」
その様子を見て私は笑い転げる
丁度新田さんと伊地知さんが到着した
『じゃ、帰ろっか』
私は伊地知さんの車、1年は新田さんの車に乗り込む
昨日の任務の疲れからか眠気が体全体を襲う
『伊地知さん到着したら教えてください……』
と言い残し眠気に従った
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伏黒side
到着後、伊地知さんが遠慮がちにAさんを起こしている声が聞こえる
眠ってしまったのだろう
やっぱ無理をさせたんだ
伏「俺が運びます」
安心しきった顔で眠るAさんを横抱きに抱き上げる
部屋の前に着いた時
伏「...これは入っていいのか?」
少し悩むもしょうがない事なので遠慮がちに部屋へ入る
Aさんをベットに寝かし、緊張感から解放され、ふーっと息を吐く
整頓され、無駄な物が無い部屋に、写真立てに入った少し日焼けした写真が目立つ
女の人2人が写っている
1人はAさんともう1人は……
『それ、私のおばあちゃんなの』
いつの間にか目を覚ましたAさんが言う
え、いや、その、これは...と言い訳を考えてると
『そんな慌てないで。運んでくれたんでしょ。ありがとう』
そうクスクスと笑う
宿儺の指を取り込んでいた呪霊はどうだった?どうやって祓ったの?と色々と聞かれた
不完全ではあるが、領域展開をして祓ったことを伝えると、驚いたように見開き、寂しそうに目を伏せた
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夜(プロフ) - r_inaaa6さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります;; (12月1日 14時) (レス) @page14 id: 16714506de (このIDを非表示/違反報告)
r_inaaa6(プロフ) - めちゃめちゃ好きで一気読みしちゃいました!!更新楽しみにしてます^^これからも頑張ってください^^ (11月22日 13時) (レス) @page9 id: ee744ba5ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜 | 作成日時:2023年11月14日 3時