燃犀之明 ページ13
伏黒side
適当に校務員のおじさんにあいさつするとか理由をつけて2人を見送ったあと、八十八橋の下へ降りる
橋の下では呪霊が確認できなかったため、呪霊は結界内にいるはず
結界に入る為には手順が必要だ
その手順は恐らく、夜に・下から、そしてもうひとつ__
釘「自分の話をし無さすぎ」
虎「だな」
見送ったはずの2人がいた
虎「別になんでも話してくれとは言わねぇけどさ
せめて頼れよ。友達だろ。」
そう言う2人に
津美紀が寝たきりだから異常があっても申告できないこと、だから今すぐ祓いたい
そう伝えた
伏「でも任務の危険度が上がったのは本__」
釘「はいはい」
虎「初めっからそう言えよ」
その言葉に自然と顔がほころぶ
そして3人で結界内に入る最後の手順を行う
川を渡った
すると辺りは一気に雰囲気を変えた
《あ゛?なんだぁ?先客かぁ?》
後ろから声がする
虎「伏黒。コイツ別件、だよな?」
伏「……あぁ」
虎「じゃあオマエらはそっち集中しろ。
コイツは俺が祓う」
虎杖の声にヤツは《遊んでくれるのかぁ?》と反応した
釘崎と本件の方を片付ける
岩で覆われた壁や天井、床から出てくる呪霊をモグラ叩きの要領で潰していく
術式範囲が広いからか攻撃能力がないのだろう
Aさんを呼ぶまでもなかったか
その時釘崎が岩の壁から出てきた腕に掴まれる
伏「釘崎!!」
釘「問題ない。アンタはモグラを叩け」
そう言い残し吸い込まれた
今のは虎杖が闘っている奴とも、俺が叩いてる奴とも違う!
一体なんだんだ!!
《なんだぁ?兄者かぁ?……俺も!》
虎杖が相手しているヤツが同じように岩の壁に入り、結界の外にでた
伏「そのまま追え!!
釘崎もソイツも結界の外に出たんだ!予想以上に面倒くせぇのとバッティングしてるかもしんねぇ!!
逆にこっちは想定よりずっと楽だ!!
釘崎優先!!追え!!」
声を荒げると虎杖も結界外へ出た
ひたすらモグラ叩きの要領で呪霊を潰していき
ついに全て潰した
__これで津美紀の方は一安心
そう息をついた時
天井にまだ残っているさっきまで潰していたのより大きいものを見つける
そして閉じない結界
今、全てに気付いた
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夜(プロフ) - r_inaaa6さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります;; (12月1日 14時) (レス) @page14 id: 16714506de (このIDを非表示/違反報告)
r_inaaa6(プロフ) - めちゃめちゃ好きで一気読みしちゃいました!!更新楽しみにしてます^^これからも頑張ってください^^ (11月22日 13時) (レス) @page9 id: ee744ba5ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜 | 作成日時:2023年11月14日 3時