22 幼馴染みとして(よっぴ〜) ページ25
よっぴ〜side
「君、何なの？」
「俺はAの幼馴染みだけど？」
「ハッ、ただの幼馴染みでしょ？何で止めに入ってくんの？良いとこだって分かんない？」
…どこがだよ。
「…俺には、Aが嫌がってるように見えましたけど」
「鳥ちゃん…」
「幼馴染みだから、関係ないかもしれない。けど、幼馴染みだからこそ、その幼馴染みを助けたいって思ったんだ」
…そして、俺の好きな子だ。
「はぁ？俺は、Aと付き合ってんの。なにやっても大丈夫だろ？」
「彼氏だからAの嫌なことするんですか？」
「嫌なこと？キスが？」
…思いっきり嫌だって言ってただろ。
「鳥ちゃん！！」
たたっ、と駆け寄ってくる。…でも、なんで嫌がったんだろう…。
「ふーん…。自分から告白してきてそれねぇー。
馬鹿らしい。せいぜい、その“幼馴染み”と仲良くしてな」
「せ、先輩！？」
ちょっと待って、そんな言葉も届かずにAの
苦労も、努力も報われなかった。
「…鳥ちゃん。」
「え？…ごめん…。」
「ううん。ありがとう。先輩と付き合えて嬉しかった。でも、でもなんかすぐに鳥ちゃんのこと思い出しちゃって…」
ぼろぼろとAが涙を流している。
「なんで、俺…？やっぱり俺荷物？」
「違う…っ！違うの、気付いたの。私、今まで
全然気付かなかった。側に、鳥ちゃんが居たのに、いつもいつも、鳥ちゃんが支えてくれたのに。
ねぇ、鳥ちゃん。好きです。
先輩と付き合って、すぐ別れて呆れてるかもしれない。でも…」
…そんなことない。
「俺も好きだよ」
Aをぎゅっと抱き締めた。小さい頃から、
Aが幸せになれるように、と努力もしてきた。
例えその相手が俺じゃなくても。
「うん、ありがとう…」
END
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アリス(プロフ) - 香鈴さん» いえいえヾ(≧∀≦*)ﾉ〃 (2016年8月14日 13時) (
レス) id: 72bcf4f927 (このIDを非表示/違反報告)
香鈴(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます…！ (2016年8月14日 0時) (レス) id: 56a268ba4c (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 香鈴さん» 大丈夫ですよー！リアルでバレるのは嫌ですもんね(´･ω･`; )考えすぎだといいですねヾ(≧∀≦*)ﾉ〃 (2016年8月12日 21時) (レス) id: 72bcf4f927 (このIDを非表示/違反報告)
香鈴(プロフ) - 万が一の為、消してしまいました。自分勝手な行動をとってしまい、申し訳ありません。長文失礼しました。 (2016年8月9日 1時) (レス) id: 56a268ba4c (このIDを非表示/違反報告)
香鈴(プロフ) - 突然失礼いたします。合作をさせて頂いた者です。合作の作品なのですが、私事でありますが、削除しました。理由としては、合作の小説と私の小説2つの作者が私だと部活の人にばれたかもしれないからです。ただの考え過ぎだったら良いのですが、 (2016年8月9日 1時) (レス) id: 56a268ba4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/DADA123/
作成日時：2016年3月3日 23時
