実況者のお話とか、実況者が大好きとか

12　可愛い後輩は(アイク) ページ15

「遅刻するよ！」

私は幼馴染みである、アイク君の
家に来ている。

「もうちょっと寝かせて…って
うぁぁ！？」

そんなに驚くようなものでもないと
思うんだけどな…。

「ほーらっ、用意して？高校遅れるよ」

と私が言うと、「はーい」、と可愛い
返事をする。

ﾊﾟﾀﾝ,とドアを閉める。流石に高校生だし。



「もー、びっくりしたんですけど…。」

用意が終わって家から出てバス停がまで
歩いている途中、アイク君がそう言った。

「ごめんって。あ、バス！早くっ！」

そう言ってアイク君を急かす。

「ちょ、待ってくださいよ！」


慌ててるアイク君も可愛い。
ちなみに私は高校二年生、アイク君は
高校一年生。そして部活の後輩。

私はバスケ部のマネージャー。
アイク君は、バスケット選手！とっても
上手で憧れる。

「朝練やってる人アイク君しか居ないよ？
よく続けられるね」

と私が言うと

「自分他の人たちより上手くないから
練習しないとダメで…」

「そうかなぁ？私は皆より上手だと
思うけど…」

「とにかく！練習あるのみですよねっ！」

と言ってバスケットボールを投げると
見事ゴールに入った。

「おぉ！スリーポイント！」

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