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A side
カランコロン♪
誠「はい、これメニュー」
誠也くんはこなれ感を出しながら
そのお店に入って、
一番奥の座席に座って
誠也くんの前に座ったあたしに
メニューを差し出した。
「ありがとう」
誠也くんからもらったメニューの中には
フルーツでいっぱいのパフェたちの写真が。
どれもおいしそーう！
流行りのタピオカ、ここにもある。
そんなにみんなタピってんの？笑
あたしもその中の１人やけど。
みんなこーゆー映え映えな場所に来て
あたし達のアクスタとかアクキーとか
写真とか立てたり並べたりして
写メ撮ってSNSにアップしてるんやろ？笑
あ、そのへん詳しいから♡
女子やな〜って思った？笑
七瀬 Aは男だらけの事務所でも
中身は女の子ですから♡
(誠「はい、わかったから。
はよ決めて。笑」)
あ、ごめんなさーい。笑
誠「俺さ、ここの店のパフェ
めっちゃ好きやねんけど
１人で来るの恥ずかしくて、
前はリチャと来てん」
あ、この金髪さん
いちご大好きなんやった！！
一時期、いちご食べすぎて
髪の毛ピンクになったって
テレビで言うてすべってたもんなぁ〜！笑
誠「なにクスクス笑ってんの。笑」
「いちご好きやったな〜と思って。
リチャ君と２人って
完全にデートやん！！笑」
誠「うるさい！笑
早くメニュー決めな勝手に決めるで」
「誠也くんは決まったん？」
誠「俺は前に食べたやつと
同じのにするからえぇの」
誠也くんって可愛いよね。笑
年上やねんけど、いい意味で
普段は年上感があんまりない。
誠「このスペシャルいちごパフェで」
「あたしは、季節のフルーツパフェで
お願いしまーす」
.
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作者名：piyopiyo | 作成日時：2020年3月24日 17時
