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あーあ、あっという間に"その日"はやってくる訳で楽しみなんて少しでも思ってしまったわたしはばかだと思う



顔を合わせたら何て話したらいいんだろうか、ちゃんと笑えるだろうか





控室は幸いにも離れている





マネオッパからケータリングを取りに来いと言われてメイクが早く終わったわたしは誰とも出会さないようにひっそりと廊下へ出た





??「アンニョンハセヨ、Aちゃん」




「!?!?…スンウさん、アンニョンハセヨ…」
こんなところで出会すなんて気まず過ぎる





SW「スンヨニならメイク中だから大丈夫だよ、久しぶりだね」





「あー、お久しぶりです…番組でお会いした以来ですね」



一度音楽番組で活動期が被りお会いした事がある、挨拶程度しかしてないのでちゃん付けされたのには驚いた




みんなの分を袋に入れて持っていこうとすると



SW「頑張ってるよ、スンヨニ…見てて悲しくなるくらいに」





「そうですか、皆さんかっこよかったですFLASH」





SW「スンヨニに直接言ってあげなよ、喜ぶよきっと」




何言ってるんだろう、この人
ちょっと微笑みながら何を考えているのか…私たちが別れたのは知っているはずなのに





「私たち別れていますよ、私から突き放したのに言える訳無いじゃないですか」





SW「俺はね、X1のリーダーでスンヨニのヒョンなの、だから弟が悲しそうにしてるのは辛い…あ、Aちゃんが悪いとかそんな意味じゃなくてもしスンヨニの為って思ってるのなら……スンヨニは辛そうだよ」




「…わかったような事言わないでください」





そんな事しか言えないなんて情けない
痛い所を突かれたと思う、スンヨニの為なんかじゃなくてきっと自身の保身の為なんて分かってるのに



バッシングされたくない、せっかくデビュー出来たのにチャンスを潰したくない
実はそんな事しか頭になかったんじゃないのかな
自分でも最低だとは思う






それ以上何も言えずにケータリングルームから出た





良いお兄さんだね、スンヨニ

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ユン(プロフ) - rurueruさん» rurueru様コメントありがとうございます^ ^やはりその方が見やすいですよね…!お話が全て完結した後にタイトルだけ編集しようと考えております!第2章の方も楽しんでいただけたら嬉しいです^_^ (2019年10月13日 1時) (レス) id: 43ed6371d4 (このIDを非表示/違反報告)
rurueru - 投稿お疲れ様です!!とてもいい作品ですね( ̄^ ̄゜)自分はタイトル付けていただきたいなぁと思ってます!! (2019年10月12日 20時) (レス) id: 5a1eff5590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユン | 作成日時:2019年10月10日 3時

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