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YOU side
Vさんと別れ、メンバーとマネージャーさんと一緒に楽屋へ戻る
「ﾁｯ、誰かさんのせいで連絡先聞けなかったなー」
「私悲しいです…。だからAさん、私の飲み物買ってきてくれますよね、？」
「あっ、ついでに私らのもねー！心外だけど同じグループだしねぇ…
私達が飲みたいの分かるでしょ？笑」
『…ｯはい。』
正確に言えば"一緒に"じゃなくて"パシリ"としてだけど
「何暗い顔してんのーw
うちらの中のセンターやらせてあげてるんだから、それくらい当然だよ？？」
「じゃ！頼んだよー！」
そう言い残すと、メンバー達は嬉しそうに楽屋へと戻っていった
センターか、、、
私は7人組のアイドルグループに所属している。
その中でも、"いつも明るくて周りを笑顔にさせるセンター"というのが私だ
事務所の代表ニムが付けてくれたこの肩書きに恥じないよう、表では常に笑顔でいた
(こんな姿、ファンの皆が見たら悲しむだろーな…)
大丈夫、ここまで3年間も頑張ってこれたから
これからも同じように過ごせるに決まってる
それに理不尽な理由で傷付けられるのはもう慣れた
あとVさんともお話出来たし、エネルギーは十分ある
大丈夫。私なら頑張れる。
そう自己催眠をかけながら、近くの自動販売機へ足を運ぶ
(てか6人分もペットボトル持って行けるかな…？
あ、マネージャーさんの分もあるのか。)
7本…
…ジョングクさんは仲間外れとかにされたりしてるのかな
いやそれは無いか。あんなに素敵な裏表の無いグループだもん
羨ましいなぁ…
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作者名：ユンソク(仮) | 作成日時：2020年9月24日 1時
