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「……何で何も言わないんだよ、A」
「ち、違っ!!誤解!」
「異様に焦ってんじゃん。違くないんだろ」
「だって!!こんなの想像してなかったんですもん!ユンギさん、手出してくれないかなって、思って、やっただけなのに!!」
「……はぁ?」
眉をひそめて私を見るユンギさん。
「今日だってユンギさん、全然、手出してくれないから……私、そんな魅力ないんだ……」
「あーーもう、んなこと言ってねぇじゃん……つーか、オレの勘違いかよ」
そう言って、恥ずかしそうにそっぽを向くユンギさん可愛い。
「……てか、お前に魅力がないとかそんなん思ってねぇよ」
「っ、」
ユンギさんが私を引き寄せて顔を近付ける。
「!!!ゆ、ゆん、ぎさ、」
ま、まま待って、ユンギさんのお、お顔がこんな至近距離に!!
ちょっと待ってお願いだから待って!!心臓が麻痺りそうっ!!
「ははっ、顔真っ赤」
可愛い。
そう言ってユンギさんが、私に唇を重ねた。
どうしよう。
ユンギさんに可愛いって言われた。キスされちゃった。こんな甘いユンギさん初めてだよほんと誰だよ。
「あっ、ユンギさん!!!今日もちゅーしちゃいますか!?」
「するわけねぇだろ、つかうぜぇ」
「うざい!?」
あれ、私あの日夢見てわけじゃないよね??
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作者名:しゅー | 作成日時:2019年10月14日 12時