White Rose 〈1〉 ページ3
JN サイド
JN「もぉ誰〜〜？こんなに大量の白薔薇をぼくの部屋に置いたの!!まぁハンサムなぼくにしかこんなの似合わないけどさ？」
兵役に行く前日、最後に宿舎で過ごす日。
少し外出した隙に、ぼくの部屋にはとても豪華な白薔薇の花束が置かれていたのだ。
JN「…ほんとに誰だろう。メンバーだと思うけど…」
と、ぼくは首を傾げた。
JK「ジニヒョン、どうしたんすか。準備は出来たんですか?」
JN「準備はバッチリ!それよりぼくの部屋にでっかい白薔薇の花束が置いてあったんだけど、誰が持ってきたのか知ってる？」
JK「さぁ？そんなロマンチックなこと平気で出来るのはテヒョンイヒョンくらいだと思いますけど…」
JN「ふーん、薔薇が1番似合うのはぼくだけどテヒョンも似合わなくはないな。」
は？って顔するジョングクを後目に、ぼくはテヒョンを探した。
JN「テヒョンア〜!!」
呼びながらテヒョンの部屋を除くと、生きる彫刻が目を覚ました。
V「ん……なんですか。」
JN「あの薔薇たちをくれたのってテヒョンア？」
V「薔薇、、、? 確かにヒョンは薔薇も食べられそうですけどぼくは知りませんよ。」
JN「んん？ぼく薔薇は食べないよ？」
若干変なこと言われた気もするけどテヒョンでもないのかぁ。
V「ヒョン、ぼくお腹すきました。」
JN「白薔薇いっぱいあるから食べてもいいよ。」
V「おいしいんですかね。」
真面目なかっこいい顔して4次元なこと平気でほざくから笑いそうになった。
JN「さぁ？どうだろね。」
部屋に戻ったぼくは、もう一度花束を眺めた。
純白の薔薇はとっても美しくて、高価そう。
本当に、こんなの誰が……
明日には家を出なくちゃいけなくて、2年後まで帰れないから、枯れちゃうよね。
今夜は贅沢に薔薇風呂にでもしようかな。
そんなことを考えながら薔薇のいい香りに埋もれていた時。
YG「ヒョン、入りますね。」
JN「おー、ユンギヤ。いいよー！」
後ろ手にドアを閉めた弟はおれに向かって神妙な顔つきをした。
YG「……ジンヒョンと2年間も会えないなんて信じられないです。」
JN「…………たまには帰るよ。」
寂しそうなユンギが可愛すぎて、返事をするのが遅れてしまった。
YG「あの、ヒョン。…どうか無事に帰ってきてください。」
……やめてよユンギ。
そんなかわいいこと言わないで。
JN「あれ、今ユンギのポッケから何か落ちたよ。」
YG「ｯ!!!!」
途端、ユンギが焦った声を出す。
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むく(プロフ) - 2作品とも凄く好きな内容でした。実際の2人から想像できそうで、そこがまた良かったです！また、ジンくんが出てくる作品を楽しみにしています！ (2023年1月6日 16時) (
レス) @page5 id: 0c4c5c64b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：w w h | 作成日時：2019年8月18日 12時
