文ストの世界がカップルまみれになったなら2【文スト】

朝機嫌悪いのは何も子供だけじゃない ページ10

翌日______早朝。


ドンドンドン！！


けたたましいノックの音で目を覚ます。


最早誰だ！？とは思わない。俺に朝っぱらからこんな事するのは……




A「雪だるまとぅくろぉーう！！doorをあけてー？」



彼の人しか居ない！！

ので


ドアノブに手を掛ける。




A「お？開く？開く？開いた！ってへぶしっ」



勢いよく開けると案の定ドアが顔面にヒットした。


『ハッ…！』


A「そんな下衆な顔しないで！？」


『俺は朝、機嫌が悪いんです。近隣の方々の迷惑も考えずドアをバンバンしたり大声で叫んだりする奴が起こしたとなると尚の事。

せからしかー』


A「セツ君の地元の博多弁……相当怒っちょるが。」


『何弁？』


A「A弁。」


『知らん』


A「酷い……レッツゴートゥリア観。」


『嫌』


A「叫ぶよ？」


『やめろ下さい。』


大家さんにこれ以上迷惑かけんといて。


『こんな朝っぱらから…行かなきゃいけないんですか？』



実は相当眠い。



A「いやー私も10時くらいに来ようかなと思ったんだけどね？」



『成る程。馬鹿だから間違って午前4時に来ちゃったと？


……殺されたいんですか？』



A「待って怖い頗る機嫌悪い。


今日行くところ、朝早く並ばないと絶っっっ対入れない劇場なのよ。

だからね？許せ？」



『それ俺も行かなきゃ駄目ですか…？順番待ちしといて下さいよ。』



A「男女ペアでなければ並ぶ事すら出来ないとは思わないでしょ、誰も。」



『はぁー俺の愛する布団が…誰を見てれば良いんすか…』




A「ふふふふっ…よくぞ聞いてくれた。


ポートマフィア幹部の1人、金色夜叉の遣い手、闇夜に煌めく夜の花！


尾崎紅葉！！アーンド！


爆弾魔にして科学と檸檬を愛する科学者、白昼堂々の指名手配！



梶井基次郎！！の2人だよ。」


『先輩……それ屹度、









・






叫んじゃ駄目なやつです！！』

お話終了の合図（嘘）→←アンケート取りたいとか思っておる駄作者氏

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