【∞】∞の４あ８せを part13【４８】 (ページ10)

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＊　☆Mariko Shinoda ページ10

篠「やっぱり…」

敦「これって、私たちが名前挙げてた人ですよね」

錦「うん。間違いないやろ。そうやんな、章ちゃん？」

安「おん。みんなの予想、ぴったしやった。」

安田さんが身につけていた機械からは

これ以上はないだろうという証拠が次々に得られた。

そこには竜崎だけじゃない、3人の姿もばっちり映っている。

村「ヤスもこうして医者に診てもらったわけやから、診断書だって手に入る。」

峯「じゃあ、今すぐにでも警察に…」

村「いや、それじゃアカンと思うねん」

警察に証拠を提出すれば、すぐにでも逮捕して危険を排除することができると思うのに

なぜかそれを村上さんは渋った。

村「あいつらを警察に渡してもうたら、そりゃヤスの件はちゃんと罰してもらえるやろう。
　けど、高橋さんたちはどうなる？」

篠「どうなるって…」

渋「しら切られたら終わりやな。被害者がおらへんのやから」

村「そういうこと。」

つまり、差し出すならいつでもできる。

だけど、みなみたちをここに戻ってこれるようにするには不十分ってこと？

村「そこでや。これは俺の提案なんやけど、あいつらをつるし上げんか？」

陽「つるし上げるって…ロープで？」

村「いや、そない肉体的な話やなくてやな…」

陽菜の天然に村上さんは苦笑いを浮かべながら

村「せっかく俺らにはステージがあるんや。
　ほんならそこで、ヨコと高橋さんの正当性を主張してもらおうやないか、あいつらに」

そんな突拍子のないことを私たちに切り出した