* ★Subaru Shibutani ページ4
村「あとはこの階だけか…」
14人全員が担当の階の捜索を終えて
あるフロアに集結した。
主に倉庫として使われてる部屋が多い階。
一般人が立ち入ることもほぼないし、ヤスを閉じ込めたりするならうってつけかもしれへん…
廊下にもたくさんの台車や段ボールが並べられ
死角の多い階でもある
村「AKBの子ら、俺らの内側におれよ。」
万が一、敵が身を隠していたときのことも考えて
前後左右を俺らが囲み、
間にAKBさんがおるっちゅう体制で
一歩一歩廊下を進む。
ピリリッピリリッ…
渋「…!!!な、なんや?!」
麻「すみませんっメールが…安田さん!?」
渋「なんやてっ!?!?」
急に鳴った電子音にビクッとしてもうたけど
その音を鳴らしたんがヤスならば仕方ない
《ごめん、体調悪いから先に帰るわ。》
嘘つけ…
渋「行くで」
こんなメール、ヤスがよこすわけがない。
だいたいあいつのメールはこないシンプルちゃう。
訳わからんペンギンの絵文字やらハートやら使う女子っぽいメールや。
このタイミングで送ってくるっちゅうことは
近くにおる可能性が高いんとちゃうか…?
そう思うと足が速まっていく。
早く見つけてあげな…ヤスのこと…
村「開けるで?」
ヤスがおるかもしらん…
そんな期待を抱いて開いた扉の向こうには…
* ☆Atsuko Maeda→←* ☆Yuko Oshima
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作者名:よんぱち | 作成日時:2016年11月25日 23時