＊ ★Shingo Murakami ページ46
司会「今回のゲスト、関ジャニ∞の安田章大くん、AKB48渡辺麻友ちゃんです」
安・麻「「おねがいしまーす」」
それから俺らは、わざと二人の仕事を一緒にしたり
仲良くしている風を装わせたりして
あいつらの気を惹くことに躍起になった。
せやのに
コンサートまでの時間がどんどん減っていくだけで
あいつらは全くと言ってええほど釣れへん…
それどころか、
ヤスも麻友ちゃんもしんどそうな顔をしてることが多くなってきて
俺らの方が逆にやられてしまいそうになっていた。
錦「なぁ、もうこんなん止めようや！」
大「そうやそうや。ヤスがしんどいだけやんか」
思うように出ない結果に
不満の声が上がることもしばしば。
俺自身も音を上げてしまいそうになることもあった。
それでも
安「アカン。これまでのこと、全部無駄になってまうやろ？
もうちょっとの辛抱やから、な？」
こいつが頑張るって言ってくれたから
俺らもめげずに作戦を続行できてる。
由「安田さん、クッキー焼いたんですけど食べますか？」
安「うわぁ〜美味しそう〜」
陽「これもどうぞ？美容に良いって流行ってるんですよ」
安「知ってる〜これ俺毎朝飲んでるで♪」
KJN48として過ごす時間には
ヤスは持ち前の女子力でAKB48さんと打ち解けることができて
俺らからの塩対応に耐えてるっぽい。
楽しそうにしてるヤスを見て俺ら6人は冷たい目をしながら内心ほっとしていた。
仲間の存在ってありがたいなって…
＊ ☆Atsuko Maeda→←＊ ☆Mayu Watanabe
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作者名：よんぱち | 作成日時：2016年10月6日 22時
